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楽しまなきゃやってられねぇ

こんばんは新三年漕手の岩井雅裕です。練習に対する認識について書きました。特にジュニアには読んでもらいたいと思います。

ここ最近、いい練習ができていると思う。
漕技、有酸素能力ともに向上しているのが実感できる。そして何より、練習が楽しいのである。

先週ラントレをしていた時に、同じキツさでぐんぐんスピードが伸びた時があった。その瞬間、とても爽快で「やべぇ気持ちいい!」と走りながら大声で叫んでしまった。心地いいキツさで、身体が軽い感覚。ランナーズハイってこんな感じなのかなと思った。
また荒川での並べ練習では、相手の艇を追い抜かす時に全員の動きがぴちっと合って、艇全体が一つの生き物のような感じがしてとても楽しかった。やってるときはキツさを忘れているのだが、終わったときにどっと疲労感が押し寄せるという感じ。

このような経験から、いい練習は楽しくて気持ちいいものなんだと思った。
それは決して楽な練習ということではない。究極的にはオーバートレーニングギリギリを狙うのが練習としては正しいのだと思う。ただ、ずっとキツくてしょうがない、我慢して我慢してようやく終わる、というように練習を捉えてしまうのはちょっと違う気がする。そういう精神的に追いこんだ練習をしていると、それに耐えられるように身体が適応するかもしれない。だが、それと同時に、そのような行為自体を避けようとする反応が生じるだろう。つまり、脳がストレスを出して、練習しないようにと体に信号を出すのである。しかし、無情にも次の練習はやってくる。このような負のサイクルに陥ってしまうと心と体はボロボロになってしまう。

それでは、練習を楽しむためにはどうしたらいいのだろうか?その答えは、ひたすら準備である。
出来うる限りの、体の調子と精神の安定性を叩き出すために、コンディショニングの鬼になる。体に悪いものは避ける、笑顔を心がける、腸内環境を整える、寝る前に瞑想してる感じを出す、ふくらはぎマッサージするなどなど、アマチュアの僕ですらこだわりはたくさんある。ましてやプロのアスリートなどはもっと色々なことに気を使っているのだろう。しっかり目的意識をもって練習に参加することも大事かもしれない。そして、ボートはチームスポーツなので、クルーとしていい練習ができるように全員で上手く強くならなければならない。(並べで負け続ける、バランスが悪すぎる、遅い、などがあるとなかなか楽しむことができない)

皆で一つ一ついい練習を積み重ねていけば、もっと成長できると確信している。

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