こんにちは、2年の李聖美です。
明日1限〆切のレポートがあり、まだ手を付けてすらいないので、本当はブログなど書いている暇はないのですが、今はこっちのやる気に燃えているのでブログを優先しています。多分今夜は徹夜することになります….。
今回は、その活動状況が謎に包まれているであろう(?)女子部について書こうと思います。
実は、「あんまポンドで見ないけど、東大の女子って練習してんの?」とか、知り合いの東大生からも「え、ボート部って(選手として)女子入れんの?」と言われたことがあります。
それほど東大漕艇部の女子部は存在感が薄いということですよね。
実際、いま選手として活動中なのは1年生の大石華織とわたし(一応スタッフではありますが、漕手としての活動もさせていただいております)の2人だけで、約30人もいる男子選手の陰に隠れてしまっているなあという感じはしています。
また、ボート部の平均練習日数は週5日前後であるのに対し、わたしたちは陸トレと乗艇を合わせて週3日ほどの練習しかしていません。
また、東日本新人選は出ましたが、全日本新人選は出漕しませんでした。
人数も練習も少ないし、大会にも出ないし、女子部ってひっそりしてるなあ、廃部寸前なのでは….?という印象を持った人もいるかもしれませんが、実際活動している側としてはそんなことは全く感じていません。
華織は、バイトを掛け持ちしてそれらを忙しくこなしながら、合唱サークルの名門である柏葉会に所属してきびしい歌の練習をし、そのうえ週に2回戸田に来て楽しく真剣にボートを漕いでいます。
わたしはスタッフの仕事をやりながらボートを漕ぎ、たくさんの発見や気づきに感動したり、スタッフの一人としてチームを強くしていくことに燃えたりと、二人とも忙しいながらも毎日充実した(し過ぎている?)生活を楽しんでいます。
また、人数が少ないというのには利点もあって、コーチや監督をふくめた女子部のなかで意見や考えを共有しやすく、まだ地盤がしっかりしていない女子部でも同じ方向性を向いて進むことができていると思います。
上に書いたような、それぞれのスタイルに合った練習ができているのは、監督とコーチがわたしたち二人の状況を汲んでそれらを尊重してくださっているからです。
かおりとわたしはほとんど漕歴は変わらず、実力に差はないので良い切磋琢磨になるし、しかも実は高校の同期でもあるのでタメで仲良くたのしくやっています。
しかし、男子選手たちを見ても思いますが、やはり人数が多いほうがワイワイと活気がうまれて楽しいだろうし、もっと高いレベルで競うことができるんだろうなあと思います。
来年こそは新勧で女子選手をたくさん入れてにぎやかな女子部にしたいです。
いつかは、東商戦や京大戦でクオドで張り合っている様子を見たいです。
現在の女子部の姿が女子新入生の目にどう映るか、と思うと少し不安はありますが、わたしたちが今感じている女子部の魅力、のみならず色々なことに真剣に向かうことの良さを伝えられたらなと思います。