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脱新人

どうもこんばんは、新ジュニアCoxの高槻です。
個人でブログを書くのは初めてなのでまずは軽く自己紹介から。
中高ではプログラミングと生徒会をやっていた典型的文化部系で、大学から新しいことをしたくてボート部に入部し、いろんな事情で秋に漕手からCoxに転向しました。クルー紹介の時「大型Cox」と紹介されるのが定型となりつつありますが、呼ばれなくなる日を目指して頑張ります!

さて、自己紹介はこの辺にして本題に移ります。タイトルにもある通り、先日の全日本新人戦の終了をもって僕たちは新人からジュニアになりました。正直後輩ができたわけではないのでそれほどジュニアになった実感はわいていませんが、新人期を終えた節目にこの1年(正確には8か月程度)を振り返ってみたいと思います。

まず、時期別の概観や感想はこんな感じです。(ある意味個人用のメモなので読み飛ばしてください)

<駒トレ(4月~7月)>
月~木は大学(駒場)の体育館でサーキットやエルゴ、ランをしていました。慣れてきたころを見越して強度が上がっていく練習体制は文化部出身者としてはかなりきつかったのを覚えています。
乗艇は土曜(途中から日曜も)にやっていました。あの頃は並べで勝てるのは自分たちの実力だと思っていましたが、今思えば乗ってくださっていたOB方がどれだけ本気で漕いでくださっていたかで勝敗が分かれていたようにも思います・・・。

<浅野杯合宿(8月上旬)>
新人の部内レースである浅野杯に向けての初の合宿でした。学校がなかったこともあり、1日1~3モーションでずっと部活をやり続ける生活はなかなかに新鮮でした。僕のクルーは残念ながら一度も勝つことができませんでしたが、それも今となってはいい精神修行になったと思っています(笑)。

<Ox盾合宿(8月下旬)>
初の対外レースに向けた練習でした。この大会まで僕も漕手として活動していました。途中で授業も始まり、部活と勉強の両立の難しさを痛感することとなりました。これは今でも課題です。このころになってようやくクルーづくりや漕技のことがなんとなく分かるようになってきて、バランスをある程度取れるようになってきました。

<東日本新人・全日本新人合宿(9月~11月上旬)>
新人期の成果を出すべき合宿でした。結果からみると、東日本新人戦は僕がCoxを務めたエイトが銅メダルを獲得することができましたが、全日本新人戦ではエイト・フォアともにタイムがふるわず、敗者復活戦で敗退するという形で大会を終えました。クルーのフォーカスへの取り組みやフォーカスの積み上げのノウハウが見えたのはこの時期でした。

次に全体的な振り返りをしたいと思います。僕たちは「とにかくセットを作る」という指導の下、例年にはない形(長内さんのサーキットメニューを導入したり、早期にスイープに切り替えたり)で練習を重ねてきました。あっという間に年末になった感覚ですが、始めたころと比べるとエルゴの出力も伸び、漕技も改善されてきています。しかし、これはあくまで過去の自分との相対評価であり、本来の評価は他大学との絶対評価であるべきです。その点でいえば、陸上のエルゴに関しても、水上の艇速に関しても、ライバル一橋大学を代表とする他大学に勝っているとはとてもいいがたい状況です。
僕は先日戸田Cox会に出席し、他大学のCoxの皆さん(主に一年生)と話をしました。そこで分かったことは、周りは経験者だらけだということです。経験者しか部活に入ることができない大学、大会での勝利が奨学金につながる大学などがあるということです。そんな彼らに文化部出身者も少なくなく、ほぼ全員が初心者である東大は本当に勝てるのだろうか、勝てるとすればどうすればいいのだろうかと考えさせられました。
これから、練習はレースのない冬場に突入します。目標が遠く、淡々と続く毎日にモチベーションを保てなくなったり、練習をつらく感じることもあるでしょう。僕もそうなってしまうかもしれません。けれど、勝ちたいのなら、インカレで優勝したいのなら、上に述べたような他大学を打ち負かしたいのなら、そんなことではダメなんだと思います。部全体で解決策を模索し、冬場、高い練習効率を維持することが2・3年後に笑える第一歩ではないかと自分を鼓舞し、このブログを終わろうと思います。

(p.s)Cox会で、「他大学ではCoxや漕手もご飯づくりをしている」ということもわかり、他大学の女子マネージャーに毎日ご飯を作ってもらえている環境の良さを実感しました。和田さんを含め、いつも本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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