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新対校に、新ジュニアに、まだ見ぬ新人に

こんにちは。新対校コックスの堀江です
新年度になり、ブログ投稿まだしてない者もいる中でもう3回目のブログ投稿です。察しの良い方は僕が暇であることに気づいてますね(暇じゃないです)

今回はタイトルの通り、新人戦をメインに1年間の振り返りをしていきます。全体は先輩がやってくださると思うので、32に絞ってお送りします。

では全日本新人の目標と結果から
◦M8+天寵:必達:6:10切り/FB進出、挑戦:6:00/優勝
 予選D組3/4位:6:53.7
 敗者復活B組1/4位:6:31.9
 準決勝A組3/4位:6:10.6
 順位決定4/4位(全体8位):6:39.7
◦M4+木鶏:必達:、挑戦:
 予選D組3/6位:7:25.3
 敗者復活D組4/6位:7:39.3

この結果を見て、どのように感じるかは人次第ですが、僕個人として(少なくともエイトは)実力通りであったと思います。作戦の取り方の問題もありますが、4レースをするのに慣れていない、格上かもしれない相手に善戦はできても勝ちきれない、という課題が見つかった一方で、敗者復活で勝つべきところをしっかり勝ったこと、準決勝で1Qを中央に続いて2位で抜け、仙台大Aとそこそこ並べられたことは収穫となりました。

人によっては、あのズタボロの順位決定をご覧になって「準決勝はある程度差がついたら決勝を諦めて、順位決定を獲りにいけば良かったのに」と思うかもしれないです。正しいと思います。勝負の世界にいるのであれば、それこそ正解に近いと思います。
でも、俺たちはこの大会でおわりじゃないし、5位を獲るために練習をしてきたわけじゃない。現時点でどこまで中央大や仙台大に通用するか知りたかったと、言い訳させていただきます。

さて、この1年間の取り組み、僕らはどこまで満足できるものを手に入れることができたでしょうか。京大戦のときみたく、「良かったこと」と「もっと良くなる・良くした方がいいこと」の2つから考えてみます

◦良かったこと
①代の中での自主性
京大戦振り返りでも何回も言ってましたが、この1年間は、Jr.キャプテンの野村を中心に「自主性」をテーマに取り組んできたことが多くあります。
最初は、色々な人に役割を振り分けてやってもらうことで、自分にも役割があるという自覚を育てていきました。それが効果があったのかはわかりませんが、インカレ後~新人戦前には、「PVを作る」とか「部のインスタを動かす」とか「心拍の測定について調べて練習に活かす」とか部全体に関わる大きな役割を自分からやろうと名乗り出る32の姿が多く見られました。
ここで僕が思うことは、「大事なことは、みんなが『自分から何かを提案し実行すること』自体ではない。『自分からこの部を変えていくぞ』という思いを持つことだ」ということです
大きな組織を変えていくことは物理的にも精神的にもエネルギーが必要です。反対されることもありますし、初めてのことなので大きな失敗が待っているかもしれないです。だからこそ『全員』が自分からなにかを成し遂げるエネルギーを持っているような部にしていかなければならないのです。
でも、全員がこの思いを掲げているかというと、まだまだです。思いが保つかもわかりません。そこは31,32,33が対等にぶつかりあって作り上げていく者だと思います。この1年が勝負

②漕技・ユニフォーミティへのこだわり
これはコックスやっててすごく感じました。多分この代は今艇庫で一番漕技にうるさいです。
これも京大戦振り返りで書いた気がしますが、乗艇をやっていてみんなで気をつけたのは一貫性です。今回はどこを上手くする・どうやって上手くなるのか、を数回の乗艇で1つ一貫してやることを徹底しました。まあ、僕とかバランス悪かったりするとFBがあっちこっちいって、漕手に怒られがちですが…
1年くらい前に三村コーチに言われたことなのですが、「技術があればユニフォーミティも簡単につくれる」。去年は、エントリーを合わせるのにも一苦労しましたが、「エントリー合わせるぞ」と一声あれば、8割方合うくらいにはなりました。エイトも3乗艇くらいで大まかなユニフォーミティを作る、見た目を揃えるまでは漕技は作れたと思います。
もうちょっと艇を動かすテクニックとバランス感覚を小艇で培いたいです。後者はクラッチに重さを乗っける・クレアランスとか、前者は前 (≒キャッチハーフ)から劇的に動かすところです。エイトだとバランス取りやすいですし、水も流れやすいのでどうしても疎かになってしまいます。

◦もっと良くなる・良くした方がいいこと
①「(いい意味の)図々しさ」がない
「良い意味で図々しい」って何かというと、先輩やコーチに「これ教えてほしいんです」「これ一緒にやってほしいです」と積極的に頼むことです。いうても僕も全然できてなかったです。個人としてそれができてなかったのもそうですが、代としてできていなかったんです。
具体的にいうと、Jr.エイトの並べ相手をやってもらうとか、京大戦の時みたいにJr.・対校で混成クルーを作って練習するとかです。こういうのって、「対校の邪魔になるんじゃないか」って心配になって、結局言えないままになっちゃって、コーチが「やりゃ良いじゃん」と背中を押さないとできない雰囲気になってました。
言い方は悪いですが、基本的に頼みごとは部内なら頼んじゃえばやってもらえるものなので(特に後輩からのは)、33はそういうとこ図々しくやってほしいです。幸か不幸か、今年度は9月のインカレでシーズンが終わるので、京大戦と新人戦はジュニアのために総動員できます。挑戦してみてほしいです。僕たちも積極的に「一緒にやろうぜ」と声をかけるつもりです。

②体力へのこだわり
これは新人戦終わってからずっと言ってることです。新人戦期の終盤あたりも言ってたと思います。
僕は漕技にこだわるあまり、力一杯漕ぐこと・漕がせることを忘れてしまっていた気がします。目の前のことにこだわる気持ちが足りなかったと思います。確かにボートはテクニックが重要です。時に体力で劣る相手を上回ることがあるのがこの競技です。しかし、同時に「体力・パワーのあるやつが有利」なのが当然となる競技でもあります。
ここから僕らが伸ばすべきなのは一番は体力だと思います。やっぱりエルゴでも勝ってたいです。体格だけで相手をビビらせるようなクルーでいたいです。
そのための冬場。伸び悩んでもそれを打開する策もあるはずです。それこそ図々しくOBの先輩に聞くことだってできるでしょう。僕たちコックスも日々の練習で漕手の体力を削りきるくらいの気持ちでやらねばなりません。きっとできます。今までこの時期に伸びた先輩がいなかったはずがないのですから。この冬一人10秒伸ばそう。

以上です。まだ書くべきことがあるかもしれないです。そしたら僕が書き足したり、勝手に同期が書き足したりしてくれるでしょう笑

さて、今はもうHoA組をのぞいて来シーズンに向けたトレーニングが始まっています。いかにモチベと練習の質を高めるかが東商戦勝利・インカレ優勝にかかってます。今年は去年ほど寒くないらしいので、余裕ですね!!笑
でも万が一モチベーションの火が消えそうになった時に、このブログを読んで、「ああ、俺新人戦あんなに悔しかったんだ。頑張らないとな」と思い出せるなら書いてて良かったです。
まずは目の前のことを1つ1つ全力でやっていこう!

P.S. 寒くなってきた(実感)ので、怪我には気をつけましょう。

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