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world champion 2018

こんにちは、2年コックスの笹野です。

先週は野球のワールドシリーズが行われていたので、練習や授業の合間に野球の好きな僕はずっと見ていました。今回のブログでは見事世界一に輝いたMLBの野球チーム、ボストン・レッドソックスのチーム作りについて取り上げたいと思います。
前半部分は僕の趣味なので読み流してもらって結構です笑。

一見「身体能力任せ」に見えるMLBですが現在は科学的なデータ解析が発展し、トレンドが日に日に変わっていきます。野球は対人スポーツなのでいたちごっこのような形が続いている世界です。毎日のように投手も打者も研究・攻略されています。新人選手が最初すごく活躍していたけどあとはさっぱり、、みたいなことはザラです。(研究されても結果を出し続ける大谷選手はすごいんです)
そのためか2000年代に入ってからはMLBは群雄割拠の時代になっています。

レッドソックスというチームは伝統のあるチームであり、ここ二、三年も決して弱いわけではなくある程度の強さのチームではありました。(実際に前年もその前の年も地区優勝はしていました。)
しかし伝統があるがゆえに旧来のスタイルから抜け出せず、短期決戦で勝てず世界一から遠ざかっていました。

去年のシーズン終了後、レッドソックスは前年度世界一になり、データ解析やトレンド分析がもっとも進んでいるヒューストン・アストロズのチームのコーチを引き抜いて監督にしました。(レッドソックスは去年アストロズに負けてシーズンが終わりました。)
前監督は2年連続で地区優勝していたにもかかわらずクビになったのです。

監督が変わったことで古いと言われていたボストンの野球は大きく変わりました。例えばホームラン打者を打線に並べるのではなく柔軟なアプローチのできる打者を獲得してラインアップに並べる、また選手にそのような指導をする、そのようなプロセスでチームは生まれ変わりました。プレースタイルは数字でも大きく変化は表れています。
圧倒的な強さで球団史上最高勝率を記録し、短期決戦では「大金を使って柔軟性に欠けるホームランバッターを並べる」ロサンゼルス・ドジャースや永遠のライバルであるニューヨーク・ヤンキースを圧倒し、前年世界一で参考にしたアストロズですらねじ伏せてしまいました。

レッドソックスのスターティングメンバーは確かにホームランの数では他のチームには見劣りがします、しかし適材適所や状況に応じた柔軟性を発揮する打「線」として圧倒的な強さを見せました。実際、短期決戦では主力というよりも脇役の控え選手や準レギュラーの選手の活躍が目立ちました。
彼らは「弱点があるから」主力にはなれないのですが「弱点が出ないように、得意分野が活かせるようにうまく使う」ことで活躍できたという印象です。

僕らもこれに学ぶことが多いと思います。プライドを捨てて二番煎じでもいいから結果を出しているライバルの技を吸収すること。エルゴだけでも漕技だけでもない適材適所でクルーやチームを作ること。チャンクルーだけでなく他のクルーも結果を出せるようにすることなどなど。

実は、野球のチーム作りに近いことがしたいという理由で僕はコックスになったので、率先してそういう強いチームが作れるように取り組みたいと思います。
僕は部内で考える雰囲気は出来てきていると思うのでもう一歩だと思います。

長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。
最後になりましたが30の先輩方、一年半の間ありがとうございました。

笹野

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