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インカレ総括

H30年度主将の阪本です。
インカレでの応援ありがとうございました。
今年度最後の大会が終わりましたので、ブログにて総括、自分なりに感じたことを書かせて頂きます。

まず、今年度インカレの結果としては、
男子舵手付きフォア 7位
男子舵手付きペア 7位
男子舵手なしペア 7位
男子シングルスカル 8位
男子エイト、なしクォド、なしフォアは敗復落ち
となりました。

今年度は伝統的に出漕していた対校エイトを編成せず、付きフォアをファーストクルーとする小艇種目とJr8+で、優勝、メダル、最終日進出を狙っていくという考えのもと編成を行いました。東商戦に負けて以降、僕らの代としては追い込みをかける意味でもインカレ2ヶ月前の東日本選手権の時点でFinalAに残れなければエイトでの出漕をやめることに決めていました。

応援してくださる方々や、今年度の大半をエイトで勝負するために費やしてきた部員にとって、小艇種目での出漕はショックだったでしょうし、自信を持って勝負できるエイトを作り上げられなかったことに大きな責任を感じます。

個人的感情が含まれますが、インカレを終えて感じたことはいくつかあります。

まず第一にあるのは、悔しい。
日本一になるつもりで入部したのにインカレエイトの決勝の舞台で漕げなかったことが悔しい。
付きフォアで出て決勝にあと一歩届かなかったことが悔しい。一橋のセカンドクルーに負けて悔しい。
他のクルーも目標に一歩及ばなかったクルーが多く、同じ思いでいると思います。

では自分らの結果に納得いかないかといえば、僕自身は納得しています。おそらくどのクルーも日頃の練習での実力を発揮したし、特に3日目以降、今までのレースであったような、練習でのパフォーマンスが出せなかったということはありませんでした。
付きフォアについて言うと過去の大会からメダルをとって優勝を狙うためのタイム目標を6:35に設定し、概ねそのタイムで漕ぎましたが、今年はそれより速く仕上げてきたクルーが複数ありました。

それから、下級生にとっては、まず最終日まで漕いで、決勝で勝負するにはあとどれだけ必要なのか、また四日間戦い抜くということを身をもって知ること、漠然とではなく、今の自分らの立ち位置をはっきりと知った方が良い。
これから強くなるにあたっては、まずそこからなのではと思いました。

もちろん東大漕艇部員は日本一を、インカレと言わず全日本エイトでの優勝を目指すべきと思います。
ですが、練習をしてきて最後、実際に出漕する時にどんな形であれエイトで出ればそれでいいかといえばそうは思いません。
漕艇部に所属して大半の期間は日本一を目指してきたし、最後にエイトで出なかったことがそれらを否定するものではないと考えます。

今回結果を残した大学のエイト、特に僕らが参考にすべき一橋や同志社は厳しいチャレンジレース、シートレースがあったと思われ、まだそこまで選手層の厚くない大学は、自分らの納得いくエイトを組めなければ、エイトで出ないという覚悟を持たなければ勝てないのではないでしょうか。出ようと思えば出られるという事実が、むしろ甘さを生んでいるように思います。

時間の残っている後輩には僕らのできなかったことを達成して欲しい。
エイトで日本一を目指すのに、今までより数段上の取り組みをしなければ全く勝負できない。
一橋にできて東大にできないはずはない、こう言われてきたけれど、この差は何から生まれてくるのか、見つけだして欲しい。

僕自身は主将としての期間は終わりますが、全日本、今回と同じ種目で選手最後のレースに臨みます。
幸い人数が増えてきて、部としての活気は増してきているように思います。今回のレースに落ち込んだ方もいらっしゃったかもしれませんが、東大漕艇部はこれからです。
最後になりますが、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
新年度に向け、引き続きの御支援、御声援をお願いします。

平成30年度漕艇部主将
阪本天志

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