こんにちは!
すっかり暖かくなって、生ローで漕ぐことが多くなってきた、Jr.漕手の野田真聖です。
今回は、先日のある乗艇練習で起きたことについて書きたいと思います。
新歓期に入って、情けないことに、体調管理に対する意識の低さからか、Jr.から体調不良者が少ない数出ました。
そのため、残った者で分割乗艇を行い、野田真聖は付きフォアに乗りました。
無限クルーのバウフォアから成るクルーでした。
設定していたメニューを終え、ダウンも兼ねて岸つけ場に向かって両舷ノンフェザーのライトワークをしていた時のことです。
その日、いや、ここ2,3ヶ月で一番良い動きを艇がしたのを感じたのです。
力を最大限に出したというわけでもないのに、まさに「艇が水面を滑る」という表現がぴったりでした。
キャッチでしっかりとブレードを固定し、艇を動かす
フィニッシュまわりはムダに力まず、リカバリーフェーズ全体もリラックスして艇が自分の方へ来るのを待ち、安定したハンドル軌道を描く
そんな、基本ではあるがクルー全員が完璧に実行し続けることは簡単というわけではない動作
それを4人が同時に実行していることを、バウの野田真聖は、あらゆる感覚を通して感じました。
漕いでいる最中に思わず笑みがこぼれてしまうほど、まさに至福のひとときでした。
その時は、純粋にRowingを楽しむ・味わうことができました。
この、Rowingを楽しむ・味わう行為、すなわち”Enjoy rowing”の先に、艇速の向上、ひいては東商戦勝利があります。
東商戦まで残された時間は多くありません。
Enjoy rowingをしながら、東商戦に臨みたいと思います。
Jr.漕手 野田真聖