陸は温まりやすく冷めやすい、海は温まりにくく冷めにくい…。
地理の授業でよく聞いたフレーズなのですが、ボート部では毎朝似たようなことを実感しています。
こんにちは。新2年の向井です。
朝の乗艇前のことをつらつら書こうと思います。
本格的に冬がやってきました。
河川敷の水たまりが凍ることも珍しくないです。
そんな氷点下の寒さであっても、乗艇練習は毎朝あります。
僕たちは荒川に艇を出すことが多く、ということは荒川に脚を浸けるわけですねぇ。
とくに水位が低いときは、水の前に外気でキンキンに冷えたドロが待ち構えています。
足を取られないようサンダルを脱ぎ素足で進むので、足の裏を刺すような痛みが襲います。
ドロは足にまとわりついてくるので最悪ですね。
そしてそのまま入水…あれ、そんなに冷たくない(麻痺)。
これが比熱の差ってやつか、と認識すると同時に、夜明け前の川はどこか不気味だと感じたりもします。
(その後足はロースーに挟んであったくつ下の温もりに一瞬救われます)
今週金曜日は冬至です。
これから日が長くなっていくんですねぇ。
毎朝見えるオリオン座も位置が低くなってきました。
残された冬の季節はそう長くなさそうだと感じさせられます。
寒い日々の練習を通して、刺されても纏わり付かれても動じない強靭な精神力(と足)を身に付けたいものです。