こんばんは。新ジュニアの宇都です。ボート部に入部してから早いもので、もう7ヶ月がたちました。多くのレースを見たり、レースに出たり、日々の練習をする中でボートに対する気持ちに変化があったので今日はそのこととこれからの取り組みの指針について書いていきたいと思います。
今回の全日本新人戦で私はジュニアエイト無限の4番を漕がせていただきました。
同じエイトなのに今までよりも格段に速い。調子が良い時の風を切り、水面を滑る感じがとても強く印象に残っています。あの感覚を味わって以来、ボートを漕ぐモチベーションにおいて「勝負する誰よりも、どの艇よりも速く艇を進めたい。そのためにもっとうまくなりたい」という気持ちが大きな部分を占めるようになりました。これから私たち新ジュニアはHead of the ARA、久保杯に向けて練習に取り組んでいくのですが、その中でどうしたら艇を速く進めることができるのだろうか、何を意識して取り組めばより効果的かの大方の視点を全日本新人戦後のフライで自分なりに考え整理してみました。
まず艇を速く進めるための要素(漕手目線)から考えることにしました。
大きな要素として出力、漕技すなわち出力を100%艇に伝える技術、クルーとの関係の3つが考えられます。ここからさらに細かく分割していくと、出力は1本1本のドライブの力と持続力、漕技はレンジ・ブレードワーク・リズム・艇を感じる技術、クルーとの関係は士気(モチベーション)の高め合いと技術的なFBに分けることができます。(ただオールで漕いで艇を進めるだけなのに、ここまで多くの項目があり、さらにこれらが複雑に絡み合ってるという事実から改めてボートの奥深さを感じました…)
これらの項目(視点)について乗艇ごとに個人とクルーの両方で徹底的に振り返り、足りない部分を次の乗艇練習のFocusにしたり、陸トレで意識して取り組むことで艇速を最短距離で伸ばして行きたいと思います。
しかしながら上の項目はまだ漕歴が浅い私が我流で考えたものなので、コーチや先輩方、同期と話し合い議論する中で修正したり、新たな視点を増やして行けたらと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。