こんばんは!
久しぶりのブログ更新となりました、4年コックスの岡部です。
現在は、対校チームの避暑合宿で茨戸に来ています。
朝晩はとても涼しく、日中も日差しはあるもののカラッとしていて風が心地よいです。
そしてなにより!水域がすいていて練習しやすい!!自分たちの練習に集中するにはもってこいの場所です。
インカレは小艇で出漕することになったため、わたしは岸から練習を見たり、コンディショニング面でサポートをしたりしています。実は、岸から自転車で伴走するのも意外と体力を使います。毎日コーチングしてくださるコーチ陣に改めて感謝しなければなりませんね。
さて、今回は1年生の初レース、浅野杯の思い出について書きたいと思います。
今年は8/7に男女混合舵手付きクォドルプル6杯によるレースが行われます。
新人は現在戸田で超ハードな練習に励んでいることでしょう。
とにかく頑張ってほしいです。
3年前、わたしが新人だったときは、女子はダブル3杯でレースをしました。浅野杯に出る新人女子は5人だったため、一番体力がなかった私はトレーナーさんと一緒にダブルを組みました。
当時、合宿は2週間あり、猛暑の中で連日3モーション。たった2週間で新人が2000mレースをしなくてはならないのだから練習がハードなのは当たり前ですが、当時はとにかくきつくて時間があれば寝ていたのを覚えています。さらに、トレーナーさんと組んでいるハンデなのか、私が乗っていた艇は一番重いもので、運ぶのさえ一苦労。艇を替えたいとばかり思っていました。
そんななかで迎えた浅野杯当日。合宿の後半からクルーの調子が少しずつ上がってきていたため、練習の漕ぎを出すことだけ考えていました。スタート地点に向かうのがあっという間に感じました。
発艇してからは、一切他のクルーのことは考えず、バウのトレーナーさんのコールを聞きながらとにかくストレッチャーを蹴り続けました。今でも鮮明に覚えているのですが、苦しくなってもやめない、絶対止まらない、蹴り続ける、本当にそれだけを考えて漕いでいました。
気付いたらゴールしていて、他のクルーとは接戦だったようでした。接戦だったのに気付かないなんて今となっては考えられません。。。クルーで喜びあって再び漕ぎはじめようとしたら足がガクガク震えて動きませんでした。
レースや練習を重ねるうちに色々考えなければならないことは多くなっていきます。だからこそ、こんなレースができた浅野杯はわたしにとって特別な思い出です。一番でゴールしたという点でもこのレースは特別です。純粋に勝ったと言えるレースはやはり最高に気持ちいいものです。
それから、この時使っていた翡翠という艇は、今ではわたしにとって特別な船です。
一生に一度の初レース。新人のみんなが何か感じられるレースになってくれたらいいなと思いながら、茨戸から応援しています。対校も新人に負けずに頑張ります!!