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生き返してみる

さて突然ですが、昨日3月16日は何の日だったでしょうか?

ジュニアのみんなは「それは運命の日……すなわち駒場の成績開示だったぞびょーん」などと答えるところかもしれませんが、 

女子部一のひねくれ人間こと岡にとって、その答えは違いました。

2012年3月16日は一体何の日だったのか?

それは、ずばり

「スター・ウォーズ エピソードⅠ 3D版」の公開日……

あの不朽の名作「スター・ウォーズ」が映画館に帰ってきた、記念すべき日だったわけです。

その前日の15日に、ぎりぎりにはなってしまいましたが前売り券を買ってきました。

成績なんかに一喜一憂してる場合じゃないぜ!

偉大なるフォースの言葉に耳を傾けていれば何だってうまくいくさ!

……というわけで、今晩は。

エヴァオタクと見せかけて、実はスター・ウォーズオタクの岡です。

今回は、前回パスしてしまった「聞くと元気の出る音楽」について書かせていただこうと思います。

「元気の出る音楽」

私はドラムが多少できるということから、音楽に詳しいのではないかと思われがちなのですが、

実のところ聴く音楽の幅は極めて狭いです……。

あまり音楽を聴くという習慣がなく、携帯音楽再生機の類を買ったのもごく最近のことです。

しかし、そんな音楽に基本的に疎い私にも、一つだけリスペクトしてやまないバンドがあります。

それこそが「マキシマムザホルモン」というバンドです(通称「ホルモン」です)。

艇庫のトレ部屋でもたまにホルモンの曲が流れるので、選手の方々は一度は耳にしたことがあるのではと思います。

ボーカルの半分くらいがデスボイス&高音シャウトだったり、ギター・ベースがとにかくヘビーにうなってたり、歌詞が聞き取れない・聞き取れても意味がわからなかったりで、

大分とっつきにくい印象がありますが、

じっくり聴いてみると、本当に奥の深い音楽をやっているなという気がします。

今日はその中から、彼らの代表曲の一つ(であろう)「ぶっ生き返す‼」という曲を中心に語っていきたいと思います。

まず、タイトルである

ぶっ生き返す

という言葉。

見ればわかるかもしれませんが、これは「ぶっ殺す」という言葉からきているものです。

歌詞カードに載っている、作詞作曲担当の「マキシマムザ亮君」の曲解説によれば、

どんな人間も想像の中で一度は誰かを殺しているのではないだろうか?

今まで俺は脳味噌の中で何回自殺して、

何人むかつく人間をぶっ殺してきたんだろう?

脳味噌の中の俺は前科何犯だ?

人の命だけじゃない。

色々な感情、思い出、情熱たちも脳味噌の中で

いつのまにか死んでしまっていた。

エサをあげ忘れて殺してしまった金魚みたいに。

俺たちの脳味噌や心の中では、

「殺戮」が知らぬ間に繰り返されているんだ。

そうだ。

たった今から全部ぶっ生き返してやろう。

あの頃の情熱を蘇らそう、だとか

大事な思い出をずっと忘れない、だとか

心の中であの人はいつまでも生き続ける、だとか

感情を押し殺すなんてやめよう、だとか

明日から生まれ変わろう、だとか

そんなショボイ台詞、俺は言いたくないね。

これからは「ぶっ生き返す」だ!

この一言にすべて入っている。」

ということです。

かっけーーーー。

「ぶっ殺す」の逆として、というより、「ぶっ殺す」を超えるものとしてある「ぶっ生き返す」。

憎くて憎くてたまらないものを殺してしまいたい、という感情、

そんな結局どこにもいけないようなダークな思いを「最強」にしてしまっていいのか?

憎くてたまらないものを殺すだけで終わるのは何だか悔しくないか?

じゃあ、殺しの上を行くのは何だ?

殺すより生き返す方が何倍も何十倍も難しいことは一目瞭然。

でも、だからこそ「ぶっ生き返す」には凄い価値がある。

どんぞこの底の底まで落ちていった負のエネルギーを、

何かを殺すためではなく、何かを生き返すために使ってみる。

このひねくれたポジティブさが私はとてもいいと思います。

毎日のこの大変な生活の中で、

マイナスのエネルギーで心がいっぱいになってしまったとき、

そのエネルギーを「ぶっ生き返す」に使うことができたら、

きっと東商戦でもいい試合ができるのではないでしょうか?

というようなことを思いました。

というわけで皆さん、是非ホルモンを聴いてみましょう。

以上、とてつもなく趣味に走った記事になってしまいすみませんでした。

追伸

「ぶっ殺す」など汚い言葉を使ってしまい、御気分を害された方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。

あくまで比喩的な意味で使っているので、決して暴力じみたことを考えているわけではありません。

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