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手巻き式時計とタンポポ

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体重も着々と増えて参りました。レースにも難なく出られそうな4年舵手の大久です。
「一橋を潰します!」というテーマもありですが、当たり前なので、別の内容を書きます。
(先日の乗艇練習中に飛ばされていた白い物体は鳥の羽だと思っていたのですが、実はタンポポの綿毛だった(!)ことに感動したので、写真はタンポポになっています。)

最近、同じ学科の就活生と話していた際に、「飛ばされるか否か」という話になりました。
どこで働いて、どこに住んで、誰と仲良くなって等、全く未知の世界だなと思いました。
きっと、トップの方々は「グリニッジ天文台」が決める普遍的なリズムの時計で、僕らは各々が独自のリズムを持った「手巻き式時計」のような存在なのだなとも思いました。
何個かの時計を置いておくと、各々の秒針のリズムが重なったり離れたりしますが、僕らが新しい環境で接する人や物は、そのリズムが偶然にも重なっている人や物である気がします。

そういえば、たまにボートに魚が飛び込んでくることがあるのですが、それもボートと魚のリズムが重なった時に生まれる現象なのかもしれません。(魚は臭うので、即刻川に放流されますが。)
 

さて、写真のタンポポについてです。
おそらく就活中は「なんのプランニングも出来ないし、将来につながるアクションも渋っちゃうよね」と考えてしまうこともあるかと思うのですが、
写真のタンポポたちは、将来どうなるか分からないけれども、とにかく全力で綿毛を作って「風」に飛ばされていました。
大部分は荒川に流されたり、艇庫のウッドデッキに漂着したりするのでしょうが、
彼らはその瞬間に全力を尽くして種を飛ばしています。
   

話が錯綜してきましたが、何が言いたかったのかというと、「今その瞬間に全力を尽くす」ことは改めて大事だと思いました、ということです。
たとえ、飛ばされる先を「風」や「グリニッジ天文台」の方々に決められたとしても、
「手巻き式時計」の僕は、とにかくその瞬間を大切に、ひたすらリズムを刻んでいこうと思います。

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