こんにちは。
三年漕手の岡です。
この全体ブログリレーに、ついに女子選手も参入です。
現在キャンプの真っ只中で、密度の濃い練習が続いています。
毎日練習に次ぐ練習だと、
朝起きた瞬間は、眠いのとだるいのとで、
恨めしい気持ばかりが募りがちですが、
一度水上に出て、
水が圧縮されたりオールがしなったり舟が進んだりするのを感じると、
何だかんだいっても、やっぱりボートは楽しいものだと思います。
ボートの楽しさ、と言ったら、
そういう「漕ぐことそのものの楽しさ」以外には、
やはり
「自分とは違う感覚や考えを持った人と一緒に漕ぐ→そして段々同じ感覚で漕げるようになる」
というのが一番の醍醐味でしょう。
この冬場、普段は一緒にクルーを組むことのない男子漕手の飛田や、
アシスタントコーチの前川さん、栗原さんとダブルやクォドを漕がせていただくという大変有り難い機会がありました。
飛田のバックターンやエントリーがとてもスムーズだったとか、
前川さんのキャッチのはやさが自分と全員違ったとか、
栗原さんのワンテンションなドライブで舟が凄く進んだとか、
言葉にすると月並みでしかありませんが、
そういう
「いいかんじ」
を、
言葉ではない、生々しい感覚として自分やクルーの中に蓄積
(=上手な人と乗る中、あるいは自分が漕いでいる中で見つけた良い感覚を、できるだけ高い確率で再現できるようになる→また新しい感覚の発見がある、の繰り返し)
していくことが、
「舟が速くなる」楽しさなのだろうと思います。
東商戦に向けて、いよいよクルーが決まりました。
クルーが固定されて、仮にうまくいかない練習が続いたりすると、
それぞれの持っている感覚や考えの違いが目について、それを否定したくなったり、不満が募ったりすることもあるかもしれませんが、
まずは「自分とは違う感覚を持った人と漕ぐ楽しさ」に立ち戻って、
そこから、
全員で共有できる「いいかんじ」をクルーとして蓄積していけると
「自分と同じ感覚を持った人と漕ぐ」のはもっと楽しいので、
いい練習になるのではないかと思います。
実り多いキャンプにしていきます。
女子部主将 岡
次はジュニア漕手の成宮です。