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積み上げ

主舵の石神です。
この記事は昨日書こうと思っていたのですが、中々まとまらず日をまたいでしまいました。

さて、今週末は京大戦、学連T.T.と裏京大戦です。
これから出漕する各クルーがどんどん記事を書いていってくれることでしょう。
普段一緒に暮らしていながらも、改めてそのクルーについて文章を通じて見ると新鮮なものでいつも楽しみにしています。

昨シーズン終了後から、私達は大きく変わった体制、練習の量と質、そして少しずつ変わっていった意識のもと練習を繰り返し、実力を積み上げてきました。
東商戦では3勝しかできず、軽量級の結果も昨年と同様のものではありましたが、自分たちが変わってきているという自覚のもと、昨年とは違ったチームをつくってやるという意識が芽生えてきています。

そうです。裏を返せば、今年は結果を出せておらず、「チームの外部に対しては」チームが変わったという認識は現時点で只の自画自賛であり、何の意味も為していないのです。

なぜ結果を出せないのか。

私は、このチームはいくつかの「壁」に、求める結果への道を阻まれていると感じます。
昨年末から、漕ぎはわずかな変化を少しずつ積み重ね、昨年より有効レンジとリズムが良くなっていると評価されています。
体は柔軟性はまだ物足りないものの、パワーと持久力は少しずつ積み上げ、今年初めに出場したマシンローでは数年ぶりの平均スコアを出しました。
そして、練習や生活における意識も、各個人が「自分がチームを強くする」「自分が強くなる」とより考えるようになりつつあります。目標設定の方法も変わりました。

このように、小さな変化は積み上げることができていても、何らかの「壁」に阻まれています。
それは、何かに対する怖れであったり、過去の呪縛であったり、あるいは敵の圧倒的な力であったり…
その壁が越えられていないから、練習、そして競漕で客観的な結果を出せていないのではないか。

もちろん、積み上げがなければ壁を超えることなどは絶対にありえません。そういう意味では、少なくとも私たちは正しい方向を向いていると言えます。

そして、練習でできないことは絶対に本番ではできません。

対校エイト三四郎は、昨日と一昨日の5乗艇で新たな感覚をいくつか掴みました。
それはただの積み上げかもしれないし、もしかしたら壁を一つ越えたのかもしれません。
後にならないとわからないこともあります。

しかし、対校エイトとしても、私はまだインカレで結果を出すまでに「壁」があるように感じます。
インカレまでは「2か月しか」ありませんが、幸い、レースまでは「1週間も」練習時間があり、また今週末のレースも「練習」試合という形式です。
まずは対校エイトから、まずはこの1週間から、小さな積み重ねを続け、様々な壁を越え、最終的に結果を出すことに取り組みたいと思います。

ふわふわとした抽象的な、しかも長文で失礼しました。

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