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遠くから…

 こんにちは。最近伴チャをしているJr. coxの大久です。
 陸からボートを見ていて感じたのは、
「遠くから見ると世界が変わる」というのは絵画だけの言葉ではない、ということでした。

 最近個人的に心酔している美術においても、人物の視線の先や指の向く先に画家のメッセージが込められていることがあり、画家の真意を汲み取るには隅の方に小さく描かれた町並みや森、燭台や蛇にすら注目する必要があります。
ですがそれはその絵全体において捉えられるべきものであり、そのためには絵から距離を置き、大きな視野を持って全体を眺めなければなりません。
その作業が真のメッセージに至るための鍵を握っています。
 
 艇の上では、目立ったミスはなくある程度の漕ぎをしているように見えても、陸上から眺めてみると、改善点がどんどん浮かび上がってきます。
また、ポンドで練習している他大学のクルーを見るのも非常に参考になります。
同じテーマを描いている画家達ですが、画家それぞれにカラーがあるため、作品自体にも違った彩や趣が生まれてくる…。まるで比較芸術のようです。

 ポンドの周りには、他大学の方々も含め大勢のコーチやマネージャーさんが、どんな漕ぎを見せてくれるのか、どんな彩を魅せてくれるのか、じっくりと見守って下さっています。
僕自身、自分のクルーの中だけに閉じこもってしまいがちですが、いつも自分たちを支えてくれている方々への感謝を忘れずに練習に励みたいと思います。

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