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How to remember Japanese names

主舵の石神です。今年度ブログ初登場だったりします。

さて、Antony Patterson 新プロコーチが来日してフルタイムでコーチングできるようになってから2ヶ月以上が既に経ちました。
昨年度までAlan Bennett コーチの指導を受けていた経緯から、対校選手はある程度英語話者のコーチに慣れており、また今年からはもっと積極的にプロコーチを利用しようという取り組みから、英語が苦手な選手でもコーチに積極的に話しに行く雰囲気が出来ています。(英語が通訳できる人を引き連れて、ですが)
アシスタントコーチも全員昨年度Bennett コーチの元で選手もしくは学生コーチをしていたこともあり、今年度に入ってやっと外国人プロコーチに対する受け入れ体制が整ってきた感があります。

しかしながら、まだ苦労していることもあります。
個人を名前で識別してもらうこと、すなわち、名前を覚えてもらうことです。

・苗字―名前が逆順であること
はもちろん、
・「つ」「ら行」など英語にない音韻を含む名前が多いこと
・日本語だと “たったの” 4文字でも、英語にすると欧米人の名前としては非常に長い4音節になること
それに加えて
・コーチは漕ぎと顔、体で個人を識別できており、コーチングそれ自体にはあまり障害がないこと
がなかなか名前を覚えてもらえない原因になっているようです。

対校選手26人のうち、現在苗字で呼ばれているのはKudo, Sago, Moriyaの3人だけで、苗字・名前を縮めるなどしたニックネームで呼ばれるのがMax(松前), Yogi(菅野), Tera(寺本), Toby(飛田), Ishi(石神)の5人、役職名で呼ばれるのがCaptain(関谷哲)とGirls’ Captain(佐藤いつほ)の二人で、残りの16人は”Yellow scull” や”Tallest girl”、”Stroke of the second 8+” などと呼ばれている状態です。
コーチとやりとりすることが多い身としては、クルーを組むなどする際にどの漕ぎをしていたのが誰か、いちいち「説明」するのも大変なので覚えて貰いたいのですが、Patterson コーチはBennett コーチの時と比べてもなかなか覚えてくれません。

まあ、僕自身もついこの前まで”Coxswain” と呼ばれていた身なので、少しづつ覚えてもらうしかないようです。
最近名前で呼ぶ比率が上がってきたようなので、通訳もしている佐藤アシスタントコーチ共々、引き続き覚えてもらえるよう働きかけていきます!

本当は英語と日本語の音韻論的見地から覚えやすいニックネームを分析したかったのですが、このへんにしときます。

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