コンテンツへスキップ

はやぶさ

こんばんは、オープンダブルに「隼」で出漕する整調の本間です。相棒のバウは3年生の寺本くんで、このクルーはもともと怪我のため別メニューが必要なクルーでした。

船の名前は最近話題の「はやぶさ」

結構古い船で、過去に事故もあったのか、こちらも見た目は怪我だらけです。レールとレールの幅が狭くふくらはぎにあたりやすく、部員にあまり好まれていない船でした。

ところが、しっかりリギングして乗艇してみれば意外と乗りやすく、濡れ面積が少ないためにフォワード中のバランスはふらふらするのですが(このフラフラ感がまた良い、というか面白い。下手なクルーだとフォワード中にブレードで水面スリスリしてしまいます)艇速が出てなかなかいい船でした。メーカーはオーストラリアのサイクス。昔の船だから作りはしっかりしているように思います。(最近はエンパッハでも中国生産のOEM品だとか。こちらに比べれば格段にいいはず)
ということで、使用しているオールはオーストラリアのクロッカー、コーチも元オーストラリアコーチ、とオーストラリア尽くしです。

もう少しこうしたいなぁ、こうして欲しいなぁと思うのは、古い船をもう少し大切に使うこと。比較的新しい船はもちろん大切にされているのですが、古い船でもレールやリガー、シートのコロに潤滑剤を点したり、もうちょっと船の中を綺麗に拭くなどして大切に扱ったほうがいいなぁ、と思います。
ここまですると時間がかかってしまうのですが、それこそ舐めるように船を綺麗に扱えるといいかな、と思います。一方で、ボートは自然の中で行うものなのでやはりそれなりに傷はつきものですし、長年使用すれば金属疲労も起こすから、定期的に交換が必要です。物を大事にすることはスポーツでは大切です。野球のイチロー選手や松井選手は野球のグラブやバットを大事にすることでも有名だと思います。物を大事にする選手は、人も大事にするんじゃないかな?武田大作選手も、船に対して漕手は主従関係でいう「従」、練習が終わったあとは、今日もありがとう、っていう感覚みたいだそうです。

今日もありがとう、隼!

といことで、なかなかレース機会にめぐまれていない隼ですが、土曜日はこの隼がしっかり獲物を捕らえにいきます。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP