こんばんは、院1の本間です。いつもは勝手に記載していましたが、今日は久しぶりにブログ担当となって載せるところです。
今日は2点、長いかもしれませんが、よろしくお願い致します。(ボートのこと書いているとすらすらと普段考えていることが出てきてしまっていつの間にか長くなります。)
先日1月28日のブログですが、ちょっとネガティヴだったのと勘違いされるとマズイので補足を。
「結局のところ課程課程が大事とは言っても行動と結果が出ないと何も意味ない、中途半端な課程は中途半端、時間の無駄、なぜ結果が出ないか?課程が悪いから、です」
これは過去これまでボートに関わってきた方々に対してではなく、これからの自分たちに対して、のコメントです。できなかったらそれをしっかり受け止め、次につなげることが大切、悔しいことは悔しい、恥ずかしいことは恥ずかしいとしっかり感じることが大切。
例えばなんのために今レート(ピッチ)22で練習しているのか?それはレースレート35-40で疲れても上手く漕ぎきれるようにするため。いくらレート22でうまく漕げても、それがレースで活きなければ何も意味はない、それまで行ってきた課程は無駄になってしまう、そういったことです。ですから、特にポンドで漕ぐ場合低レートでもレースをイメージして漕ぐのが大切かと思います。まだこれからがある選手は、過去のレースで結果が出ていない場合、これから、です。そんなのは言われなくてもわかっている選手もたくさんいると思いますが、念のため。
あと、才能の差があるかもしれないとは言え、僕を負かした1年生は僕の15年間の分を半年で凌ぐ努力、1本1本に込める努力を行ってきた、そういうことです。いくら長く漕いでも1本で出力が出ていなければ努力とは言えない。彼らの質が上だったということです。(ちなみに、才能のあるなしは本人が考える言葉ではなく周りが判断するもの、その人に才能があるかないかというのは努力した人に対して初めてわかるもの、そして、努力している人は大抵自分が努力しているとは考えてもいない、なぜならそれは目的を達成するためには当たり前のことだから、と考えます。)
また、過去レースに出てもう競技ボートを漕がない方々へは、以下のように考えています。「もしあなたが勝ったのであれば今負かした相手に同情し、もしあなたが負けたのであれば自分がベストを尽くしたことをもって喜びとしなさい」スティーヴ・フェアバーンによるレースの心構えの一部です(訳は確か「我が漕艇」よりだったかと)。実はこれ、結構難しいです。勝ったらおもいきり喜びたいでしょうし、負けたらなかなかベストを尽くしたとは納得がいかないものです。勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし、とも言いますので、負けたら何か自分の課程に悪要因があって自分がベストを尽くしたとはなかなか考えにくい。それでも悪要因が見つからないくらい、自分が納得するようしっかり課程をこなせ、ということでしょう。(ABは確か軽量級の無フォアでフランス(だったかな?)と競って負けて、どう考えてもこれ以上はできなかった、といったことを経験されています。)さて、世界選手権や全日本選手権をみても、優勝クルーはゴール後のパフォーマンスすごい時がありますよね。それだけ苦しかったということかもしれませんが、僕はボート界においてはいかがかと感じます。ちなみに、フェアバーンの言葉を実行できるとなると、おそらくそれは船名にもある「木鶏」となります。本当に強い者は、勝っても負けても叫ばない。確か、近年甲子園で春夏を制覇した沖縄の興南高校の監督・野球児が実践していたと思います。
…と先日の僕が記載したブログへの補足でした。ちなみにその後の服部くんのブログにもありますが、僕も彼とのダブルは楽しいです。僕の希望ではこのまま春まで続行なのですが、どうかな?彼も周りに期待されていますから難しいかな?できればクルーとして早く、一回くらい壁にぶつかるところまで行きたい。今はポンポンあっていますが、壁に当たってから乗り越えるまでの課程が楽しいわけです、しんどいし苦しいですが(苦笑)
さて、長くなりますが2点目(笑)昨日と今日は検見川合宿でサッカー・ドッジボールでした。おそらく他の部員も記載してくれるでしょう。怪我人が一人、捻挫があったのが残念でしたが、あとは脚の攣りぐらいだったのでよかったと思います。野球部や他大のサッカー部が来ていたのですが、やはりそれぞれ競技によって体つきが違うので、風呂場等で見ていておもしろかったです。また、ボート部は普段使わない筋肉を使ったので、みんな筋肉痛です。普段の練習でクロスカントリーとかできると体のバランスができていい気もしますが、戸田には場所がないですね…せいぜい河川敷。(スポーツ障害を防ぐには体のバランスが大切。)僕もサッカーで点数決めることができて、楽しめました。怪我上がりであるのと脚がうまい具合に攣ってしまって、7-8割しか走れませんでしたが、ちょうどよかったかな?ただ二日目朝のクロスカントリーっぽい練習で、前日の疲労でなかなか部全体が走れてなかったのは、ABにとっては不満そうでした、Some did not train hard enough とは朝練習後の彼との会話からでした…まだまだいけますね、この部は。明日は朝軽く動いて疲れを取り、午後から本格始動です。