鳴海です。消灯過ぎているので、手短に。
明日からいよいよレースが始まります。コーチの表現を借りると、待ちに待った一年間のご褒美、”給料日”です。
この一年間は長かった。舞台に上がるまで、どれだけ足踏みしていたのだろう。
でもその足踏みは無駄ではなかったと今なら思えます。それだけ僕たちは努力を積んできたということです。努力が今やっとスピードに還元されています。
このスピードはコーチがきてからの一年間ではなく、このチームが決勝に進めなくなってから何年も何年も積み重ねてきたものがやっと形になったものだと僕は思うんです。
僕たちはその全ての想いを、誇りを背負ってレースに臨みます。
調子が良いからとふざけた気持ちでチームの看板を背負ったりはしません。学年は違えど、対校エイトクルーはその重みを十分に感じています。
敵はどこの大学チームでも社会人チームでもありません。
自分の限界との闘いです。
その重みに耐えられるか、それとも自分を甘やかしてしまうのか。
限界とは自らの弱さの中にあるもの。
自分に勝てるか。それがレースです。
たくさんの応援をお待ちしています。ともに闘いましょう。