―ジュニア漕手、東城の記憶の残滓―
現在、我らジュニア艦隊の旗艦は『壮途級エイト』であるが、この艦は現在老朽化しており、来る大作戦『東商戦』のためにも早急に新たな旗艦を手に入れるべきだと言う意見が隊の中に広まっていた。
そんな折、統合指令本部から上級エイトである『天祐級』を配備しても良いと言う連絡を受けた。ただし、そのためには今週の金曜日に行われるタイムトライアルにおいて、500mを1:30以内で漕破する事が条件と言うことである。
この連絡を受けて私は、
ニア なんとしてでも新しい旗艦を手に入れてやる。
今の艦でも別にいいや。
ありえない、何かの間違いではないか。
そんなことよりお腹がすいたよ。
「なんとしてでも新しい旗艦を手に入れてやる」と思った。勝つためには道具も重要な要素だ。
新旗艦獲得ノための作戦まデハ後三日もアる。ワタシハ作戦のタメニも休ムことにしタ。
⇒そっと目を閉じ、眠りにつく。