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新人トレーニング[次のステップへ]

こんにちは。トレーナーの田口です。

ご存知の通り、新人は8/9(水)の浅野杯を無事終了させました。結果は東大ボート部HPをご覧ください。ここでは簡単にレース展開のご説明をいたします。

まず、ダブルについて
全クルーが浅野杯合宿で初めてダブルを漕ぎ始め、練習当初は毎出艇でどれかが沈するというなかなかハラハラする状態でした。しかし、対校学生コーチの関口や松垣さんをはじめとするOBの先輩方に一人一杯付きっ切りで指導していただき、なんとかまともに漕げるようになりました。
レース展開としては、500mまでは全艇横並び、600mあたりでPROMETHEUS(海洋大学様から借艇)がブイパコして減速、2Qあたりからergo値で少し負けている翡翠もバテ始め、烏騅がトップに飛び出す展開でした。
烏騅はお世辞にもうまい漕ぎではありませんでしたが、レース中も積極的に声出してコミュニケーションを取り、なんとかして相手の船を離そうという気概がとても伝わってきました。優勝した三浦・浅山は8/14(月)から再び艇庫入りしてOX盾レガッタに出場します。

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そしてクォド
こちらもデッドヒートを繰り広げてくれました。700mまではほぼ1艇身以内の横並びでしたが、残念ながら6レーン祥雲はおそらく藻が引っかかり700m以降大減速してしまいました(インカレ大丈夫でしょうか・・・)。ほかの4艇に関しては、じわじわと柏葉が頭を取り始め、東雲・SEI-1・彩雲のアタックを躱してゴール。
レース中常に横に船が並んでいるという特別な緊張感の中、自分たちのリズムを見失わずに淡々と漕げた柏葉クルーはさすがでした。大差が開くことの多い浅野杯において、このように競ったレースを経験できたことは大きな財産になったのではないかと思います。

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また、私事ですが浅野杯を区切りに僕は新人チーフトレーナーの任を退き、インカレ終了後からは同期の田畑(現対校学生コーチ)に引き継ぐことになりました。今後も(頻度は落ちてしまいますが)引き続き関わらせていただこうと思うので、よろしくお願いいたします。

浅野杯合宿中、日に日に漕技が向上していき、そしてその結果ユニフォーミティーや艇速が伸びる過程を存分に楽しんでいる様子を見て、非常に頼もしく思いました。これからは、もっと自分の頭で考えて最適解を探しに行かなければなりません。いろいろなOBの方の指導を頂いた新人は、その蓄積をどのように使えるかがカギとなります。ただ教えられたとおりにやるのではなく、自分たちで勝てる漕ぎを作って欲しいと強く期待します。

ほぼ毎週更新していたブログ新人トレーニング編もこれで一区切りとなります。
ボートに限らずですが、大学スポーツにおいて各方面(OB,保護者,etc.)からの注目がなくなるというのは、そのチームが死に近づいていることに等しいと思います。厳しい目で、温かい目で、「見てるぞ」というのが選手に伝わってこそ一体となったチーム東大ができると思いますし、新人トレーナーとしてそういう媒体を提供できればと願い続けてきました。
どれだけの方が読んでくださっていたのかは知る術ありませんが、このブログを通じて少しでも今年の新人チームに関心を持っていただけたのであれば嬉しいです。ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

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H25入学
田口航太郎

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