トレーナーの田口です。前回の記事に引き続き、7/16に行われた東大・京大・一橋大学のボート部による合同練習についてご紹介させていただきます。
この合同練習は、京都大学ボート部の同期から4月に声掛けしてもらって、各方面にご協力いただきながら準備して実現しました。
実は4年前僕が新人だった頃にも、この3校で新人合同練習を行っています。近いようで遠い、同じ国立大学のボート部新人と一緒になって漕ぐという体験は、今でも良い思い出です。
4年前以降は(僕の知る限り)このイベントが途切れてしまっていたので、なんとか復活させたいという思いで3校のトレーナーを中心に企画しました。
内容としては、笹目橋往復の各校選手ミックス乗艇、チームごとに分かれた陸トレ競争、最後に全員で懇親会(@三菱艇庫)というものでした。簡単に振り返ります。
まずは準備。各校からオール、船(9杯)、馬などを出し合いました。毎年の伝統的な対校戦を経験してきたOBとしては、この写真結構感慨深いです。僕だけかな。
9杯の船を河原に並べて、リギングおよび準備します。
陸トレの説明の様子
チームごとに分かれて出艇します。乗艇の中身としては、w-upのあと並べを二回やってもらいました。
こんなmixカラーの船が見られるのも今だけ。
事故なくすべての並べを終えることができました。
陸トレの様子の写真は手元にないので割愛します、すみません。
最後に懇親会の様子です。
三菱艇庫をお借りして、オードブル・おにぎり(おいしいと大好評でした)で栄養補給してもらいました。アルコールはもちろん入れてないのですが、酔ってんのかというくらいの凄まじい盛り上がりでしたね。若いってすごい・・・。
懇親会最後に、チーム競争の結果発表と表彰を行いました。今回賞品として、各校若手OBの方からカンパをいただきました。まことにありがとうございます。
3位Bチーム Tシャツ(艇庫で余ったやつ)
2位Aチーム マッサージボール
写真ブレブレですみません。テニスボールが二個くっついたような形のやつです。
1位Hチーム SAVASホエイプロテイン
ボート部のイベントだし、とりあえずプロテイン与えときゃ喜ぶだろ、という安易な考えの下のチョイスでしたが、案の定喜んでくれました。
運営のこちら側の準備不足&不手際で混乱させてしまった場面も多々ありましたが、幸い大きな事故もなく、全体を通して交流を深めてくれたのでないかと思います。他大の一年生と漕いで・話して、何を考えて練習しているのか、何を目標に頑張っているのかを少しでも感じることができたでしょうか。自分が死ぬ気で頑張っているとき、相手も死ぬ気で頑張っているのがボートの世界だということをわかってくれたでしょうか。
3年後のインカレFinal Aで、一番上の写真のように3つのオールの色をしたエイトが発艇台に並んでいる場面を目にすることができたなら、トレーナー冥利に尽きるでしょう。
最後になりましたが、本イベントを一緒に準備してくれた京大新人コーチの皆さん、一橋新人トレーナーの皆さんに感謝いたします。また、懇親会の設営には東大マネージャーの2年名本に大変お世話になりました。
3校の新人が、今後の大学ボート界を引っ張る存在になりますように。
新人チーフトレーナー
田口航太郎