こんにちは。トレーナーの田口です。
7月に入り、だんだんと暑さも厳しくなってきましたが新人トレーニングはすこしづづではありますが強度を上げていっています。
昨日7月1日(土)は乗艇練習だったのですが、雨だったので写真はあまりありません。漕手が全員新人という船に防水ではない自分のiPhoneを持っていく勇気もありませんでした。
というわけで、今回は平日の駒トレに関して少しご紹介いたします。4月にも少し様子は紹介しましたが、トレーニング内容等は強度上昇に伴い結構変わっています。
駒場トレーニングに関しては、マネージャーのみならず、朝倉先輩にも毎日のように来ていただき、豊富なウェイト知識を元に様々な角度からのご指導を頂戴しております。この場をお借りして御礼申し上げます。
まず外せないのがエルゴ。駒トレは5限の時間の関係で時間的制約が厳しく、今年はUTを20minではなく15minで行っていますが、近年の新人の中では最も高い水準のタイムが出ています。あくまでこの時期としては、ですが。
他のメニューが比較的早く終わった場合、新人同士でエルゴを応援(煽り)する風土も徐々についてきました。
そしてエルゴを行っているロータンの横では体幹を行います。今年はトレーナーの人数が少ない分、マネージャーにも体幹講習会を受けてもらい、トレーナー同様の指導をしてもらっています。
そして奥のスペースではC2を行っています。C2とは代表選手が取り入れている筋持久力系のウェイトトレーニングで、現在対校がこのトレーニングで効果を得られていることから、今年は新人期から導入しています。ただ、もちろん最初から対校と同じメニュー・強度でやるのは無理なので、まずは身体の動かし方・筋肉の使い方を意識しながら低強度(十分きつそうですが)から始めています。アスレチックトレーナーの長田さん・鈴木さんにご意見いただきながら作成した新人用のメニューで実施しています。
今年は主にマネージャーの岡、トレーナーの浅尾のおかげで駒場のトレーニング設備環境が拡充されています。ベンチプレス台、スクワット台、各種ウェイトを導入しました。
手前のガイコツは朝倉先輩にご持参していただいた教育用資料です。
駒トレの最後には全員でスクワットジャンプを行います。
このスクワットジャンプ、骨盤を立てないと力が入らない点、最下点での最大出力によって跳躍力(加速力)が決まる点で、ボートのキャッチ動作に非常に似ているところがあります。練習最後のしんどい中でも全員でやることによって限界を超え、それが来るべきレースのスパートにつながるといいな、と思います。
短いですが以上です。
来週はいよいよ松戸遠漕です。松戸遠漕のサポートを申し出てくださったOBの皆様、毎回本当にありがとうございます。
船の用意ができず全員往復することはかなわず、一人50kmと短いですが、存分に楽しんでもらいたいです。もちろん安全第一に。
新人チーフトレーナー
田口航太郎