インカレ1日目。早朝から雨が降りどんよりとしていましたが、昼過ぎから青空が見え始め良い天気となりました。
まずは男子シングルスカル、2年生の岸。岸は怪我からの復帰後、初レースです。3人の中から選考で選ばれました。レースは、2着のままゴール付近まで行ったのですが、最後の最後で大同工業大学の人に差されてしまいました。3位。タイムにして1/2秒差。
次に男子ダブルスカル。整調は東漸、バウが岡田。共に2年生です。ダブルはクォードと共にS組(身長のそれ程高くない者を集めて高レートで漕ぎきる戦略のもと集められたチームです)と呼ばれています。僕は1750m付近で見ていたのですが3艇に先行されており、結局4着となりました。練習の時から淡々と漕いでいる印象のあるクルーでしたが、やはり最後は疲れが出ました。練習量が多く淡々と艇速を追求していたクルーでしたが、強豪ひしめくダブルスカルで予選は厳しい結果となりました。
女子ダブルスカル。唯一の4年生女子漕手である山田紋子さんがバウ、そして整調は2年生粉川です。スタートから早稲田大学が出て、大きく水をあけられました。しかし2位東大も3位以下を大きく引き離し、単漕のような形となりました。しかし集中力を切らすことなく漕ぎきり、明日の敗者復活戦へつなげました。
そして、男子無しクォード。S組のキャプテンでありクォードのクルーキャプテンでもある3年生の北川が整調。3番石川、2番平澤、バウ若林です。これもS組の一つで練習の時から高レートで漕ぎを積み重ね、ポンドでは周りの目を引いていました。しかし、スタートから1レーンの富山国際大学に出られてしまいます。その後はなんとか喰らい付くのですが、1000m付近で東京経済大学・日本体育大学に出られ、最後は4着となりました。明らかに疲れが見えるのですが、最後まで気合はのっていました。高レートで漕ぎ切ることの難しさを痛感しました。
最後に男子エイト。整調から3年尾崎、4年新徳さん、3年安藤プ、3年徳江、4年西澤さん、院1年勝田さん、2年横矢、そしてコックスが3年鈴木弘です。スタートから頭一つ出て隣の日本大学にぐんぐん差を付けます。勝ちが見えてきます。僕もどきどきしながら伴チャリしていました。しかし徐々に日本大学につめられて1500mを過ぎたあたりで並ばれてしまいます。ものすごい数の伴チャリ、飛び交う声援。最後は日本大学に1艇身弱の差をつけられ2着。東京工業大学にもつめよられましたが、そこには1秒差で勝ちました。
これが今日の東大クルーの全結果。エイトが日大に差をつけた時、目の前がぱっと開きました。いける!予選1位通過だ!と思い応援にも一段と力が入りました。しかし、結果は2位。なかなか難しいです。
明日は絶対に負けられません。
明日は女子無しペアと男子付きペアが加わり、東大は7クルーで挑みます。
飯田