お世話になっております。岩﨑です。
夏に書いて以来の更新になってしまいました。
「コーチの話と女の子のスカートは短い方がいい」
昨日の懇親会の場で話す場が与えられたときのために平成27年度主将の坂井に挨拶を考えてもらったのですが、幸いにも話す機会がなかったのでここで僕の最後のお話をさせてもらえればと思います。
平成28年度のシーズンは昨日までの4日間で開催された全日本選手権で幕を下ろしました。
今年度の主なレースの結果は以下の通りです。
東商戦:オープン舵手付きフォア、対校男子シングルスカルで勝利
全日本大学選手権:舵手付きフォア4位、男子シングルスカル4位、舵手付きペア5位
全日本選手権:舵手付きフォア4位、舵手付きペア7位
東商戦エイトでは、例年よりも確実に差を縮めたものの、最後に実力の差を見せられて敗北。
インカレエイトでは近年にはない周囲のレベルの高さから敗者復活戦での敗退を余儀なくされてしまいました。
しかしその一方で、全日本では舵手付きフォアが決勝進出、出漕した4年生全員が入賞を果たしました。
他の種目に目を向ければ、新人戦エイトでは銅メダルを獲得し、その中心メンバーで編成した舵手付きフォアがインカレで決勝進出を果たしました。また、インカレの付きペアは周囲を驚かせるようなレースをし、東商戦オープンフォアは極端に短い期間の準備で3年ぶりに勝利しました。
さらに、同期の松垣が1年間という短い期間でインカレ決勝、さらには国体本戦にまで駒を進めました。
28年度の初めに書いたブログで書いたように、僕は「現役の近くにいること」をこの1年間(正確には+2か月弱)大事にしようと思って活動してきました。それが自分にできることだと考えていたのと同時に、3年半ボートを漕いだだけで大した結果を残していない自分がいわゆるコーチングをするのには役不足だと考えていたからです。
「自分はコーチとして何もできなかったな」
終わった後、やはりこう思います。これはレースの結果によって左右されるものではなく、 もともとも予想がその通りだったという感じです。ここに関してはまた然るべきところで述べる機会があるかもしれません。
その裏で、今年の活動に満足はしています。それは1年間を通じて現役の近くにいることはできたかなと感じているからです。
選手ともマネージャーともいろいろな話をしました。
時には練習後に捕まえて、時には食堂で、時には小言みたいなことを言ったりしてウザいと思われることもあったと思います。誰にも話してないだろうなということを話してくれた人もいて、とても嬉しかったです。
彼らからどのように思われていたかはわかりませんが、充実した1年間だったと思います。
最後にもらったメッセージで、乗艇後の技術的な話もためになったという言葉があったのも、本質的にはコミュニケーションをしっかりととることで、彼らが何をしたいかを知っていたから、ということがあるのかもしれません。
そういう意味で、僕がしてきたことは間違ってはいなかったのかなと思います。
最後になりますが、来年度も挑戦を続けるみんなに一つ。(ほかのところではもう言いましたが)
結果はすべて現役の手の中にあります。
納得して道を拓けるように、終わった後に後悔のないように、
すべての行動を自分で選んでください。信頼する仲間と舵を切ってください。
応援しています。
以上で学生コーチとしての最後の言葉とさせていただきます。(駄文長文すみません)
平成28年度の東大漕艇部を応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
これからは僕も一人のファンとして、彼らを応援したいと思います。
平成28年度学生コーチ
岩﨑航平
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以下、後輩向け。
28へ
3年半お疲れ様でした。
昨日千里とも話しましたが、僕らは君たちが一つ下の後輩で本当に良かったと思っています。
この1年間で何か少しでも役に立てたことがあったなら、これほど嬉しいことはありません。
そう遠くない未来にまた、昔話をするのが今から楽しみです。
29、30へ
この1年で大きく成長したと思います。
去年今年と2年間見てきて、変えないといけないところが次々と見えたと思います。
どんどん変えてください。自分たちで考えて、自分たちで創ってください。
弟や妹のような君たちが成長した姿を見るのが楽しみでなりません。
31へ
人数が少ない中ですが、応援しています。
誰だよお前と思う人もいるかもしれませんが、応援しています。
27なので。笑
またね!!