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細部に違いが出る

こんにちは。女子部学生コーチの鳴瀬です。

浅野杯合宿の記事を読むとなんだかほほえましい気持ちになりますね。
浅野杯の段階ではまだまだボート人生は始まったばっかりで、自分がこれからどこまで成長できるのか、未知の可能性にあふれていてうらやましいような気持ちになります。もう一回浅野杯合宿をやるかといわれるとお断りしますが。
さて、そんな見ているこちらもいい気分になるブログからテイストが変わってしまうので、なんだかアップしづらいのですが、もう書いてしまったのでアップします。

強いクルーと弱いクルーでは、メニューの取り組み方のクオリティも確かに違うのですが、それ以上に、ウォームアップ、ライトワーク、漕ぎだしの一本目、イージーオールといった細かい部分に非常に大きな差があると感じています。
むしろメニューそのものは、誰もが大事だと思って集中して頑張る部分なので、差はあるにはあるがそれほどでもないと感じています。
上記に上げた、メニュー以外のライトワーク、ウォームアップを、どこまでその必要性や目的を理解してできるか、ひとつひとつの動作に対してどこまで深く考えられているか、に大きな差があります。
漕ぎだしの1本目についても、どの姿勢から漕ぎ始めるか、なぜその姿勢から漕ぎ始めることにしているのか、その姿勢から漕ぎ始めることで狙っている目的は達成できているのか、どのくらい集中してその動作に取り組めているか、どのくらい丁寧にその動作に取り組めているか、などなど、いくらでも深く掘り下げることができます。
もしかすると、漕ぎだしの1本目と漕ぎ終わりのイージーオールのクォリティでそのクルーの力量はある程度判別できるかもしれません。
練習の質を上げよう、と考えたとき、ついついメニューそのものの取り組み方の質に目がいきがちですが、それ以外の部分も大事にしていきたいと思います。
鳴瀬

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