こんにちは。
対校学生コーチの山田です。
昨日で全日本選手権が終わり、ついに2015年度のシーズンも終了しました。
最終の決勝には、東大からはM2+クルーが出漕しましたので、その報告を行おうと思います。
レ | クルー | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | Rank | Qualify |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | |||||||
2 | 東京大学 | 01:57.16 | 04:00.55 | 06:03.54 | 07:59.89 | 4 | |
3 | 早稲田大学 | 01:55.18 | 03:56.24 | 05:57.09 | 07:51.60 | 1 | |
4 | 明治大学 | 01:55.88 | 03:57.59 | 06:00.44 | 07:57.72 | 3 | |
5 | 日本大学 | 01:56.62 | 03:58.87 | 06:01.33 | 07:52.38 | 2 | |
6 |
混戦になることが予想されましたので、前半は自分達の漕ぎに集中し、後半に勝負をかける作戦で行きました。
前半は、少し出遅れたものの、明治大学、日本大学についていくことができ、中盤は十分メダル圏内にいました。
しかしながら、審判艇に先行され、他艇を見失うなどのトラブルもあって、中盤でのレース展開を上手くものにすることができませんでした。(このトラブルは、、部として運営に報告して、以降のレースでは、審判艇は、十分に配慮した
、位置取りをしていました。)
もっとも、トラブルだけが原因なのではなく、やはりリラックスしたリズム感のある漕ぎができていないことが、レースをものにできていない原因であり、付きペアクルーも、付きフォアクルーと同様に、横から見てると、「辛そうな」漕ぎをしていました。
決勝進出しているクルーは、どの書目もクルーとしてのリズムがあるのですが、東大クルーだけは、最後まで、リズムを掴めることがなく、無駄の多い漕ぎをしていました。
練習量自体が少ない訳ではなく、水を押す力がそのものが弱い訳では無いので、力技で決勝に行くことができたのですが、2000メートルレースは、以下に無駄なく力を推進力として使い切るかが重要でした。
現状、非常にもったいない漕ぎをしており、選手の力を100%引き出せる漕ぎを、シーズンの最後までに完成させることができなっかたのは、私としても、悔しい限りです。
ここら辺は、来年に向けての重要な課題だと考えています。
レースが近くなるとできることは、どんどん絞られていきます。冬場から、レースを性格に見据えた取り組みが必要になるでしょう。
以上です。報告遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
そして、4日間応援ありがとうございました。
今シーズンは終わってしまいました。しかしながら、引退しなかった選手は、つかの間の休みの後に、来シーズンに向けて、合宿を再開します。
今後も、今までと変わらぬ、ご支援、ご声援を彼らに下さると幸いです。
一年間ありがとうございました。今後も、東大漕艇部をよろしくお願いします。
そして、27年度対校選手のみんなは、本当にお疲れ様でした。
結果は、悔しいものでしたが、みんなの頑張りは、どんな時でも、強く伝わってきました。
この4年間の経験に自信をもって、今後の人生に生かしてくれたら嬉しい限りです。
山田達也