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毎日シートレース 女子部(12)


三月になりました。

対校もジュニアも東商戦のクルーがほぼ決定し、先週土曜日の晩は東商戦のデッパツコンパが開かれました。

冬も終わりが見え、いよいよという雰囲気が高まってきています。


でも、いよいよとは言っても、これからレースまでそこそこ長いのも確かです。

今年は東商戦が五月なので、今からまるまる二カ月以上、レースクルーでの練習を行うことになります。


固定されたクルーで練習するのは、ユニフォーミティーの構築のために、勿論必要不可欠なことですが、

ずっと同じクルーで練習していると、新鮮味のようなものがなくなり、

うまくいかないと、低迷期をしばらく続けてしまうというようなことにもなります。


固定化されたクルーで必要なことは、

よく言われることかもしれませんが、

毎乗艇をシートレースと捉えて練習に臨むことだと思います。


シートレースでは、その場で組んだクルーで最大限の艇速が出せるよう、

ウォームアップの段階から、個々人が最高の集中力を持って、艇速を上げるためのあらゆる手を尽くします。


艇速を上げるのは今しかないという、良い意味での切迫感がそうさせるのだと思います。


ですが、ずっと長く同じクルーでやっていると、今日うまくいかなくても明日がある、来週がある、というように、その切迫感が薄れがちになります。


ですが、そんな切迫感のない練習を続けていては勿論速くなれません。


「今できることを今やる」

という今年度の部のスローガンが言わんとしていることも同じだと思います。


前川さんクオド

土曜日のPMに、女子部は25対校の前川さんと一緒にクルーを交替しながら漕ぎました。


キャッチへの向かい方、前と後ろの有効レンジ、フィニッシュワークでの舟の進め方、ドライブとフォワードのめりはりなど、得るものがたくさんあったと思います。


普段一緒に乗らない人と一度だけ乗る、というのは

シートレースの状況と似たところがあり、集中力の高い練習になりやすいです。


質の高いクルーボートを創るために、こうした取り組みはとても効果的ですし、単純に楽しいものだと思います。


あとは、このような機会で得た良い感覚を、しつこく反復して自分のものにすることが大切です。

反復を怠ると、一度得たはずの良い感覚も、次第に薄れて失われてしまうものです。


漕ぎに来て下さった前川さん、本当にありがとうございました。

今後もこのような機会を設けて、成長のスピードを上げていきたいと思います。


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