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対校報告(山田)

こんにちは
対校学生コーチの山田達也です。前回の対校練習報告から間が空いてしまって申し訳ありません。

対校チームは今週からレースクルーでの練習を開始しました。各クルーの紹介は、レース前に行うこととして、ここでは、冬場が終わりつつある今、私が感じていることを報告させてもらいます。

この冬場、対校チームは付フォアでのトレーニングを継続してきました。そこで目指したのは、ローイングスタイルの基礎からの積み上げと、統一です。それを実現するに当たって、具体的なフォーカスは、フィニッシュでの押切りに設定し、選手達に取り組んでもらうこととしました。私達コーチ陣も、高いフィニッシュ位置まで水平に加速させるなど、フィニッシュに関する指導を重点的に行いました。
冬場のトレーニング期間は、暗く(日の出が遅いため)、寒く、そして終わりが見えないという、ある意味もっとも辛い期間ですが、それゆえに、冬場で、如何にモチベーションを高く保ち、良いトレーニングを積むかが、ライバルチームに差をつける鍵です。今年の選手は、冬場でも、今上手くなるしかないという気概を見せてくれ、上記の目標は、かなり達成できたと思います。

そんな冬場の集大成としてのレースクルーの結成。ファーストクルーのエイトは、フィニッシュの押切りとユニフォーミティの面でかなり高い水準を見せてくていますし、組始めにして、かなり良い艇速を出しています。私が乗っていた、昨年と一昨年の東大エイトを含め、私の知っているどの東大エイトより実力があると自信を持って言えます。今週末以降の他大エイ

トの並べで勝利し、確固たる自信と対校エイトとしての矜持を身に着けていって欲しいと思います。
セカンドクルーのフォアも、まだ粗削りなものの、エイトのメンバーと、それ程実力差の無い選手達ですので、光るものを見せてくれます。
もちろん、両クルー共に、フォワードでの重心移動や、キャッチからの有効レンジなど改善の余地はまだまだあるので、コーチ陣と選手で一丸となって、さらなるレベルアップを図っていこうと思っています。

お花見レガッタまで、残り一か月。選手は、今年の東大は違うということを、日本ボート界に知らしめるべく、気を抜かずに頑張っていきましょう。 
OB方は、今年のレースも例年と変わらぬ、いや例年以上のご声援を選手に下さるよう、よろしくお願い致します。

対校エイト:天寵、ポンドにて
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