今週末は久保杯で、6kmのタイムトライアルがあります。
新2年生の江澤と神林の二人は、現在怪我からの復帰を目指してリハビリ中ということで、
女子部からは、新4年生の鳴瀬のみの出漕となります。
鳴瀬は冬場が始まってから、特にノンフェザー漕ぎをやりこみ、
フィニッシュまわりのブレードワーク、ドライブの加速感の改善に取り組んできました。
もちろんまだまだ改善する余地はありますが、
最初に比べたら確実に成長してきているので、
冬場前半の集大成として良い記録を出して、女子部全体の勢いにつなげてほしいと思います。
最近読んだ本の中に、以下のようなセリフがありました。
「僕は云ってるじゃないか、描かないではいられないんだと。自分でもどうにもならないのだ。水に落ちた人間は、泳ぎが巧かろうと拙かろうと、そんなこと云っておられるか。なんとかして助からなければ、溺れ死ぬばかりだ。」
レース当日となり、発艇台につけ、Goの合図があったら、漕ぎが巧かろうと拙かろうと、勝つためにはとにかく全力で漕ぐしかありません。
そうした状況でいかに良い漕ぎをできるか?というところで問われるのが、日頃の、この冬場の、練習の量と質です。
ただ、水に落ちるというのは突発的な事故で予測などできませんが、レースがいつあるのかということは、我々はもう知っています。
江澤と神林はリハビリ中ですが、
この期間の過ごし方、復帰するときの形が良ければ良いほど、その後の成長度合いは大きくなるはずです。
良く考えながら、体、技、心すべてにおいて、復帰にそなえて最高の準備をしてほしいと思っています。
先週末の総長杯(水上運動会)の賑わいを撮りました。
影の中に並べられたエルゴが何やら象徴的です。
以上です。
女子部学生コーチ
岡