対校アシスタントコーチの前川です。
東大ボート部では今朝から、北京オリンピック男子ペア優勝のオーストラリアクルーの整調Duncan Free氏を招待しています。
早朝はモーターボートに同乗、午前は管理事務所でレクチャーを行ってもらいました。
レクチャーでは動画を交えながら、北京クルーでの強みと考えていた点、課題だった点にも触れられました。
活発な質疑応答が行われ、特に技術やメンタルの部分におけるトップ選手の感覚を知ることができたと思います。
ボートをよく動かすための基本は共通することが多いですが、人によって言葉の使い方や重視する点は異なります。
そういった意味で一流の選手の話を伺うはとても興味深く、上達するきっかけをつかむチャンスです。
さて、僕からもクルーを紹介します。
#S 小林晃彰
スカルの経験が非常に長い4年生です。
その中でも成長し続けていて、茨戸合宿期間では前レンジの大きさ・ドライブの連動が良くなってきました。
最後のインカレではこれまで積み上げてきたものを発揮してもらいたいです。
#B 関谷將文
コックスから転向して1年の成長は素晴らしいと思います。
コーチから「栄養は申し分ない」と言われるほど見違えるような体格になっています。
来年度も部内トップの成長率を期待したい選手です。
#S 岡奈々子
今年はエルゴのベストを大きく更新してきました。そして、茨戸合宿で技術的に最も成長した選手の一人でもあります。
少しずつボートらしい良い艇の動き方が見られるようになってきています。必ずレースでも良いものを出してもらいたいです。
#B 鳴瀬和美
構えることも演出することもなく、真っ直ぐにボートに取り組むタイプの選手だと思います。
キャンプで得た感覚を生かし、整調の岡とドライブを一体にして漕ぎ切ってくれると思います。
#S 稲垣香苗
今シーズンはとても苦労してきた選手です。
インカレには出漕しない眞鍋が良い並べ相手になり、キャンプ中はチームの中で良い練習を積んでいました。
レンジの長いレッグドライブを生かしたボートの進め方が持ち味です。
対校アシスタントコーチ前川