こんばんは、対校アシスタントコーチの栗原です。
インカレまでおよそ一カ月となりました。
全てのクルーが決定しているわけではありませんが、エイト、なしフォアなどは決定しており、すでにクルーで練習しています。
これからの一カ月での取り組みが、インカレの結果を決めます。
去年、僕は舵手無しクオドルプルに乗っていました。
このクルーにはブレイクスルーみたいなものが三回ほどありましたが、そのうちの一つは、北海道合宿中に腕漕ぎをしまくったことによって起こりました。
当時アントニーコーチからフィニッシュのことを何度も何度も指摘されて、半ばやけになってアップに大量の腕漕ぎを導入しました。
(ペアワークの腕漕ぎで8km以上漕いだこともあったように思います。本メニューとは別で。)
結果的に、フィニッシュのクリアな押切りが改善し、艇速が伸びたと思います。
やはり課題を克服するためには、徹底的にやる時期が必要であると思います。
ボートの練習というのは同じ動作をずっと続けるというもので、すでにこれまでにその動作を何万回も行ってもできていないことが課題として残っているわけです。
アップやダウン、場合によっては陸上でできることも探して徹底することが大切だと思います。
また、自分たちがやるべきことを考えて、これをやるのがいいのでは?と思ったことをどんどんやるのが大事だと思います。
アントニーコーチやアシスタントコーチはいろいろ言いますし、言われたことをよくわからなくてもとりあえずやってみる、というのもすごく大事なことです。
それで初めて気づくことができることというのも、数多くあります。
しかし、やはり、自分でこれがいいのでは?と思ったことをやる時の方がやる気も出て、集中力も増します。
課題に直面したとき、どうすればいいかよくわからないことが多いですが、こうすればよくなるかも?くらいのことはいくつか思いつくはずなので、そういうことをどんどんやるのが大事だと思います。
僕自信ももっとやることを考えないといけないと思います。
この一カ月でそれぞれのクルーがどれだけのブレイクスルーを経験するのか、楽しみです。
男子対校エイト (7/15)
モーターと女子シングルスカル (7/15)
栗原晃一