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自分の話

こんばんは、対校アシスタントコーチの前川です。

 栗原の記事の中に自分の話が少し出ていましたので、そのことについて少しだけ書こうと思います。

冬場のシングルスカルで練習していたころです。 
艇をやや無理に引きよせなければ大きいキャッチレンジが取れないということを感じていました。
アスレチックトレーナーの方に相談した結果、股関節の内旋が固くなっているということが分かりました。
 自分の身体は働きかけると比較的良く反応してくれるようで、集中してほぐしているとすぐに成果を感じるようになりました。
 具体的には、キャッチ姿勢が無理のある姿勢ではなくなり、ブレードが水に固定された瞬間から、
身体の中心で発揮した力をゆるみなく真横に伝える感触を得られるようになりました。
それまではキャッチ姿勢で十分に力が入らず、ドライブの前半部で大きい筋肉の力を使えてなかったのかもしれません。

身体は柔らかければ柔らかいほどよいというものではありません。
怪我を予防し、よりスムーズに艇と連動し、大きく強い力を発揮するために、必要に応じて体を調整していくという意識が大切です。
これは、自在に身体を動かして艇や環境と一体になるというボートというスポーツの醍醐味を味わうためにも必要なことだと思います。
自分自身が現役の時には全然至れなかった境地、もっともっと深いボートの神髄を、選手には追求してほしいと思ってコーチングをしています。(恐らく、それは人それぞれ違いがあるものだと思いますが)

対校アシスタントコーチ 前川

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