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集中力

石神です。

「心技体」の「心」の一要素、 「集中力」。
Rowingというスポーツは、「深く」「鋭く」「長い」集中力が必要とされると思っています。
必要とされる動きは非常に単純で、気を配らなければならない場所も少なく、対戦相手との直接的な物理的干渉もありません。
ただし、その動きは力強くかつ緻密で、6分近く、もしくはそれ以上もの間続けなければならず、さらにはそれを体力を絞りきり、かつ最大の力を出し続けているという極限の状況下でも求め続けなければなりません。

私たち、大学生付近の世代は「ゆとり世代」と呼ばれ、一般的にその性質の一部として、他の世代と比べ集中力に劣るとみなされることが多いようです。
ならば、集中力を向上させることが、同世代のライバルに対する優位性になるのではないでしょうか。
また、ボート競技に取り組むことは足りない集中力を補うための手段となり、社会に出ても役に立ちうるのではないでしょうか。

チームの現状としては、「円陣から食事開始まで」集中力を保てていて、さらに言うと「艇を水上に置いてから揚艇するまで」深い深い集中力を保っている選手がいるようにはまだ見えません。

普段からボートのことを考えろとは言いません。私は、「モーション」の時に集中力を保つために、そうではないときはすっぱり忘れておくべき、とさえ思います。
しかし、ストレッチ・栄養・休息といった普段の取り組み(これらの一部は「モーション」に含まれると考えています)と、艇上・陸トレのモーション時の集中力は二本柱でさらに向上できる、と思います。

ないないづくしの文章でしたが、ここからでも私の前向きな姿勢を読み取っていただければ幸いです。

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