こんばんは、対校学生コーチの松前です。
軽量級が終わり、いろいろと思うことはありますが選手たちは夏に向けて顔を前に向けています。
次の対校のレースは6月の東日本インカレ(1000m)の予定で、そのためのクルーで練習をしております。
さて、まだ今年の東大は目立った結果を残せていません。夏に向けて、もっとチームの熱気を高めたいところです。
良いチーム、良い組織は活発な一人ひとりがあってこそだとよく言われます。
ボート部員の場合はどうでしょう。
「最高のチームにしたいから」、これは誰しも思っていることだと思います。小さなことでも、何らかの形でチームのためになることです。積極的に行動は起こしましょう。
「強くなりたいから」、良いと思います。一回一回の練習で確実に昨日の自分を超える。簡単なことではありませんが、個人とチームの成長の何よりの近道だと思います。
「勝ちたいから」、これも良いでしょう。独りよがりになるのはこの競技では致命的ですが、そのエネルギーが周囲を巻き込めば、クルーはもちろん、全体が勢いづくはずです。
「応援してくれる人を喜ばせたいから」 、大切にしている選手も多いはずです。この部は決して選手だけで成立するものではありません。選手が日ごろの感謝を行動で示せるのは勝った時です。
この他にもいろいろあるでしょうが、そのどれにも共通しているのはしっかりと目標として設定されていることだと思います。
「~したい」、これは人間のあらゆる行動の出発点です。選手にはもちろん、コーチ陣もそれを忘れずにやっていきたいと思います。