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軽量級

こんばんは、対校アシスタントコーチの栗原です。
三日間の軽量級選手権が終わりました。

M4Xについては、明らかに決勝に進める力がありましたが、 準決勝のゴール直前(1950mくらい)に腹を切ってしまい、スリーワークで何とか2着でゴールしたものの(二杯が決勝に行けるレースでした)、腹を切った影響で、ゴール直前に一艇身近く後ろにいた船のレーンを侵害してしまい、航路を妨害したと判断されたために除外となりました。

前に、世界選手権のM4Xの動画で、ゴール直前にドイツのクルーが腹を切ってオーストラリアに抜かれてしまい、優勝を逃す動画を見たことがありますが、そんな風に、最後の最後で結果を逃すことが自分の身近で起こるなどと、正直全く考えたことがありませんでした。
何千キロも練習で漕いできて、本番のたった2キロの最後の50mで結果が大きく変わってしまう。
スポーツの面白いところでもあり、非常に残酷なところでもあります。

しかしもう終わったことですし、どうしようもないので、うまく切り替えて次のレースで最高の結果を残せるように頑張ってほしいと思います。 

また、残念ながらM4X以外のクルーについては、敗復落ちとなりました。
これらのクルーについては、初日のレースでいまいち攻めきれず置いていかれるレース展開となって負け、二日目にもうやるしかない、となって、本来は勝てるのに前日負けていたクルーには水を空けて勝つ、というのが目立ちました。
このような展開は僕が現役のときもしばしばあったのですが、本当にもったいないです。
ボートでいい成績を出すには予選、準決勝、決勝でいい漕ぎをしなければならず、特に準決勝、決勝はやり直しができません。

次の全日本級のレースはインカレですが、最初のレースからもっと恐れず攻めていきたいものです。
そのためには日ごろの練習でレースのように攻め続けることが大事だと思います。

また、二日目のレースにしても、1Qはついていくものの、後半離されてしまいました。
後半も落ちないクルーは、「楽そう」に漕いでいます。(まれにすさまじく激しい漕ぎで漕ぎきってしまうクルーもありますが)
そういうクルーは、キャッチから船が動いていて、ドライブの時間が短いです。
東大のクルーは、まだまだキャッチの動きだしが鈍いと感じます。

オリンピックの選手など、力を入れていないのではないか、と思うほど楽そうに見えることがよくあります。
日ごろの練習で、レンジが長く、かつ高いレートで、楽に漕げるリズムで漕げるようになって欲しいと思います。

栗原

 

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