こんばんは、松前です。
どうやら明日からまた雪が降るらしく、週末の練習に響かないか心配です。
さて、ソチオリンピックが始まって約1週間が経ち、メダルの獲得数も3つと、当初の期待よりは少ないかもしれませんが、まだ今後も増えることを期待しています。
私はいくつか競技を見ていて、やはり採点競技は人の主観が入るせいかいまいち気分がスッキリしません。ボートをやっているせいか、スピードを競う競技の方が熱くなりますね。
先日スピードスケート男子500mを見ていたときに、解説の黒岩敏幸氏が興味深いことをおっしゃっていたので紹介したいと思います。
「スケートの刃で氷を横に長く捉えることが大事、加藤選手は少し上に蹴り上げているように見えますね」
「(オランダ選手陣に対して)技術はラスト乱れてますが、気迫とピッチの高さで滑り切りましたね」
このような趣旨だったと思います。まさにボートと同じですね。ブレードで水をつかんで水平に船を動かす、レース終盤でもちろん保つに越したことはありませんが多少技術の乱れた中でも、気持ちとレートで漕ぎきる、スケートとボートは本質は似ているのではないかと感じました。
2年前あたりから艇庫に地上波も衛星放送も映るようになり、他のスポーツの映像を見る機会が増えました。
もちろん選手が躍動する姿を見るのが一番楽しいですし、大事なことですが、ふと上のような気付きがあることが少なくありません。
ソチオリンピックは時差の関係で見れない種目も多いですが、見る機会があればこういう視点も頭の片隅に置いておくといいのかもしれませんね。
さて、僕らの本番まではあと73日です。着実に努力を続けて実力をつけることが大事です。幸い対校にはここしばらく病気の発生は無く良い練習が積めています。
頑張りましょう。