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新人選レース結果

こんばんは!
古川です。

3日間の新人選が終わりました。

タイムカーブなどレース結果の詳細については以下のリンクをご覧下さい。

東京大学運動会漕艇部

僕らコーチ陣の力不足もあり、全クルー敗者復活戦落ちというふがいない結果に終わってしまいました。

以下レースを振り返っていきます。
女子クルーに関しては、石橋から詳しい結果報告があると思います。

1日目予選

シングルスカルの渡辺から。
強めの逆風で、スタートからレートが上がらず、一気に先頭集団から置いていかれてしまう。コンスタントに入ってからもハンズが中々出なくて、重いリズムのまま最後まで行ってしまった感じ。途中東京経済大学のスカルを抜かすも、最終的に4着でゴール。

次にダブルスカルの雷鳥。
スタートから日本大学Dが一気に出て、500mを過ぎるころには他の艇に大差をつけていた。雷鳥は名古屋大学には少し先行されるも、第2クオーターで2レーン新潟大学を捉えると、そこからじりじりと離していく。ずっと2艇身ほど先行されていた名古屋大学にも最後のスパートで少し詰めて4着でゴールイン。
岩谷が長く艇を押せるようになっていて、成長を感じさせられた。

最後にエイト無限。
武器はスタート。一気に飛び出して、先行逃げ切りで1位通過を狙った。アクシデントもあり、スタートのやり直しとなったが、それにあまり動じることなく、スタートはしっかり決まった。500m過ぎて中央大学にカンバスリードで1位通過。しかしそこからドライブスピードが落ち、艇の動きが鈍くなる。それに伴い、レンジも切れてきて、小さいシャカついた漕ぎになって、そのままずるずる行ってしまった。コンスタントのタイム落ちが激しく中央と、並べでは勝ったはずの東北にも抜かれて3位でゴール。

2日目敗者復活戦

シングルスカル渡辺。
予選のタイムは組の中で5艇中4位。とにかく押しきってハンズを出して、リズムを作って漕ぐことにフォーカスして臨んだ模様。
真ん中3艇にはスタートで先行されるも、1日目と比べても軽いリズムでポンポン漕ぐ感じがあり、コンスタントは4レーンになんとか着いて行った。4着でゴール。初めてのシングルスカルでの2000mレース。良く頑張ったと思う。もっと上手くなって、レンジを長くして来年度はさらなる飛躍を遂げてほしい。

ダブルスカル雷鳥。
予選のタイムは組みの中で5艇中2位。スタート後3レーンの日本大学Bが一気に抜け出す。雷鳥は続いて2位。第二クオーターに入って徐々に3位の2レーン日本医科歯科大学を離し始める。しかし、第3に入るとこちらのペースが少し落ちたのもあって、2レーンに徐々に詰められ、抜かされる。そのまま少し先行されて最後はスパート合戦。ラストスパートで詰めるも、ほんの少し届かず3着。
岩谷は新人選後にマネージャーに転身するため、これがラストレース。お疲れ様。
小林にはこれから岩谷の分も強く、うまくなってほしい。

エイト無限。
予選のタイムが悪かったため、予選落ちクルーの中で2番目にタイムが良かった北大と同じ組に。とにかく今回もスタート飛び出して、そのスピードを死ぬ気で維持する先行逃げ切り作戦。

スタートで隣の防衛大学とオールが接触するアクシデントがあるも、ハイピッチ・ハイコンスタントで立て直す。
北大には250mでカンバス程のリードを許す。コンスタントの移行のところで刺した場面もあったが、500m通過は再びカンバスリードされた状態。そこからまた少しずつ出られていく。
しかし、このレースは予選とは違った。落ちてきたら全員で死ぬ気でドライブ出して、大きく漕ぎ続ける。そこにクルー全員がコミットできていた。ずるずると差をあけられることなく必死に食らいつく無限。そして、1000m手前からレートが1枚上がり、徐々に北大を詰め始めた。そこからはロングスパートのような形で、詰めたり離されたりを繰り返し、ずっと半艇身から逆カンバス差。1800mぐらいでこちらペースが少し落ちてしまい、逆に向こうは少し上がって、結局逆カンバス強の差をつけられて2着でゴール。
気合を魅せてくれたレースだった。

3日目準決勝、順位決定・決勝

印象的だったのはエイトの決勝。一橋大学と早稲田大学のデッドヒートだった。
彼らが出したタイムはほぼ無風で6分アンダー。
そして早稲田の素晴らしい漕ぎ。長いレンジでしっかり一本で艇を進めていながらもコンスタントレート38をキープしていた。それについていく一橋も素晴らしい漕ぎをしていた。
風も勘案すると、おそらく近年の新人選の中では一番レベルの高い決勝だったのではないだろうか。

試合が終わった後東大の選手たちを決勝の舞台で活躍させてやりたかったという思いで一杯だった。
僕の力不足で選手をうまく導いてやれなかったことが悔しくて申し訳なくてたまらなかった。

来年度僕自身がこの部にどのように関わっていくかはまだ決めかねていますが、取りあえず今は引き継ぎや、今年度のフィードバックなど、来年度東大漕艇部がもっともっと強くなるためにやれることをできるだけやろうと思います。

来年度に向けて

さて、泣き言もここまで。

一橋は2年生だけのクルーで5分58秒を出してきた。
来年度東商戦に勝とうと思うなら、そしてインカレで活躍したいのなら、やるべきこと、取り組むべきこと、変えるべきこと、たくさんある。

周りのチームはものすごく強い。
それらに勝つためには、死ぬ気で努力しなければならない。

自分たちの現状を謙虚に分析して、綿密に練習計画を立てていかなければならない。
一人一人が毎日の練習死ぬ気で追い込んで強くならなければならない。
全員がエネルギーをもった、戦うチームを作らなければならない。

やるべきことはたくさんある。
きっと途中で難しいことやしんどいことが出てくるだろう。
それでも前を向いて歯を食いしばって頑張ってほしい。
考えないと、行動しないと、努力しないと結果は絶対に出ないから。

“練習で手を抜いて、レースで泣く”のではなくて、“練習で泣いて、レースで笑う”。
そういうチームを目指してほしい。
そっちの方が楽ではないけど絶対楽しい。

幸い来年度は学生コーチもたくさんいるし、うまくコミュニケーションを取ってチームを作っていってほしい。

取りあえず今年度のコーチブログとしては一旦ここで終わりですが、このブログは新しい学生コーチに引き継いで、来年度も継続させるつもりでおります。

いままで応援して下さった方々、本当にありがとうございました。

これからも東大漕艇部をよろしくお願い致します。

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「新人選レース結果」への6件のフィードバック

  1. シドニー小林

    古川君、貴君の熱心なコーチングはよく伝わってきました。お疲れ様でした。本当に勝つということ、いや、それ以前に勝負するということは厳しいもので、部全体として取り組む気構えをどう造っていくかだと思います。総力を結集して頑張りましょう。

  2. シドニー小林

    古川君、貴君の熱心なコーチングはよく伝わってきました。お疲れ様でした。本当に勝つということ、いや、それ以前に勝負するということは厳しいもので、部全体として取り組む気構えをどう造っていくかだと思います。総力を結集して頑張りましょう。

  3. シドニー小林

    古川君、貴君の熱心なコーチングはよく伝わってきました。お疲れ様でした。本当に勝つということ、いや、それ以前に勝負するということは厳しいもので、部全体として取り組む気構えをどう造っていくかだと思います。総力を結集して頑張りましょう。

  4. まるで親に代わって、ときに父のようであり母のように見守ってくださっているのが、こちらへきて読ませていただくだけで手に取るように伝わってきました。本当にありがとうございました。

  5. まるで親に代わって、ときに父のようであり母のように見守ってくださっているのが、こちらへきて読ませていただくだけで手に取るように伝わってきました。本当にありがとうございました。

  6. まるで親に代わって、ときに父のようであり母のように見守ってくださっているのが、こちらへきて読ませていただくだけで手に取るように伝わってきました。本当にありがとうございました。

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