こんにちは。
古川です。
3、4年生が全日本選手権のクルーを組んで練習している中、2年生は10月の全日本新人選手権に向けて、なしペアと付きフォアで漕ぎこみを行っている。
乾さんが書いておられることと少し被るが、ハードなトレーニングの中でいつもしっかりと持っていてほしいものが、自分の“思い”である。
つまりは、“何がしたいのか”、“どうなりたいのか”ということ。
最終的には、その思いの強さが、練習の質を決めるんだと思う。
そしてもう一つ。
練習を高い質で続けていくために、とても大切な事。
栄養と休養とケア(体と心)である。
そして、それらを充実させて、絶対にシートを空けないこと。
せっかく厳しい練習で自分を追い込んでも、この3つがしっかりとしていないと、自分の体を壊すだけで終わってしまう。
怪我や病気をしてシートを空ければ、自分はもちろんのこと、他のクルーにも迷惑がかかる。
ここについては、コーチになってからずっと言ってきたつもりだが、まだまだ意識が低いと感じる。
東大漕艇部の環境は本当に恵まれていて、優れたマネージャーさんやサポートスタッフの方々がほぼ毎日といっていいほど艇庫にきてくれている。
栄養のこと、体のこと、気になることがあればいつでも相談できる。
選手はこういった素晴らしい環境を、最大限利用して、もっともっと強いアスリートになってほしい。
それに関連して、日本ボート協会が栄養相談を開催するらしい。
とてもおもしろい試みだと思う。
うちの部も、この良い機会を利用させてもらってはどうだろうか?