今日は、昨日にお花見レガッタが開催された関係で、ポンドは明治大学の4+以外は、全て東大クルーだった。艇の数はかなり少なかったが、進行方向に少し風が吹いていので、水面には小さい波が立っていた。
昨日、書いたように今日は1000mのTT。各クルーで目標タイムとレースプランを練って臨んだ。今日に関しては第2第3の500mのシミュレーションとしての1000mTTだった。
基本的に各クルーで高いレートをキープして漕ぎきることができずに、タイム的には少し物足りなさを感じはしたが、まだ伸びしろを感じさせる漕ぎだった。対校8+に関してはユニフォーミティ、対校4+に関してはスムーズさとリズム、Jr.8+に関してはクイックネスとパワーが課題にのではないかと思う。
特にJr.8+に関しては、レートがズルズルと下がることで艇速も一緒に落ちて行ってしまうので(レートと艇速の相関が非常に顕著)、いかにレートをキープするのかが非常に重要になってくる(もちろん、レンジを切ってしまっては意味がないが)。
シートトップから、ブレードを入水してストレッチャーを脚で押し出すまでの時間は、対校8+と比べてもかなり長く、そこのロスをきちんとそぎ落とすことで、レートと艇速のキープに着手していこうと思う。今日に関しては、キャッチで水を掴みに行くイメージを掴むために、数年前から長く艇庫で見続けられている「The boat race」のビデオを見た。
そのほか、今日の1000mのTTの結果を踏まえてレースプランにも修正を加えた。今週の土曜日に2000mのTTを行うのでその際に上手く変更点が活きてくれば良いと思う。
Jr.8+に限らず、この一週間でほとんどのクルーがレースに向けてクルーの完成度、純度を高めることになると思うが、ひとときも無駄にすることなく集中して臨んでほしいと思う。
ちなみに、今週はHard週とはいえ、日ごとにも強度の波が設定されていて、明日は、少しトレーニングの強度が落ちる。具体的にはレースレートよりかなり低いレートで2000m全体のシミュレーションを行う。レートを上げ下げする際の感覚や、技術体力的な固定イベントの内容をきちんと確認して本番に的確に繋げることのできる練習にして欲しいと思う。
START
そのほか、別途、今日はABからスタートに関してコーチとcoxにレクチャーがあった。具体的には、静止スタートにおけるリズムのイメージやレンジの調整方法、そのほかレートをスパートで上げたり、セトルダウンで下げたりする際に注意するポイントを解説してもらった。
今の東大のクルーは基本的にスタートでかなり急ぎすぎている傾向があるので、チーム全体としてイメージを少し変える必要がありそうだし、コーチやcoxからきちんと発信していこうと思う。
女子部PV
今年の新人勧誘で使われたボート部の女子の活動をPRする動画があります。今年の動画は3年生の藤井が色々と奮闘して作成したもののようで、選手の中では評判が良いようです。
この動画を通じて、多くの方々に女の子たちの活動についても知っていただけることができれば幸いです。
ボート部のPVに関しては、一橋なんかも毎年凝っているようですが、一橋はマネージャーにも結構スポットがあてられているのと、何かしらのメッセージ性があるのが結構印象的ですよね。それに再生数もかなり多いですし。
と、今日はこのへんで。