同じクルーのメンバーが一番のコーチ
ここ最近のBigboatトレーニングでは、人員不足(故障という訳ではない)で加藤と河村が漕手としてエイトに乗っている。実際に外で見ているだけではわからない事でも、実際に乗って見ることで分かったりもする。
漕いでいるときはもちろんだけれど、レストで何もしていない時にも艇が傾いてしまっているとか、coxがみっともなく溜息をついたとか、漕技以外の点で気付く事は多いようだ。
明日は、上に挙げた2人のほかに、諸事情で宗岡さんにも乗っていただく事になっている。4年目、5年目だからこそ言えることもあると思うので、あくまでも主体が現役とはいえ、発信すべき内容は上手く発信して行って欲しいと思う。
正確性
ボート競技の特性上、いかに最初から最後まで同じ漕ぎをし続ける事ができるかという事が非常に重要になる。そして、ボディワークとハンドルワークはその中でもバランスに直結する部分だ。だが、そこがまだ完全に染み付いていないようで、平日は3日間スカル、2日間スイープというサイクルを繰り返す中で、スイープの方はどうしてもバタバタとしてしまう印象を受ける。スイープの経験の浅い新2年生は特に。
バランスが取れる時の正確なハンドルワークをもっと強く意識して、その軌道から絶対に外さないくらいの気持ちで漕いで欲しい。N大のエイトクルーなどをみるといかに、そういう基本的な部分におけるブレ幅が少ないかがわかると思う。
基本的にやるべきことはABが示している通りだ。しかし、あまりそれをやろうという意識がこちらまでは見えてきていないのが現状だ。もっと明確な目的意識をもって1ストロークをFreshな思いで漕いで欲しいと思う。
それと、これは最近改めて感じたことだが、同じ内容のFBを言っても、下級生と上級生では理解度がやはり異なる。それはごく単純に知識としてのレベルで。そして久保杯以降、上級生と一緒に練習するなかでそこのギャップが埋まるかなと思っていが、そう上手くもいかないようだ。
もう一度、選手と優先順位を共有する必要がありそうなので、ちょっと5分くらいのペーパーテストでもしてみようといます。新2年生はお楽しみに。ただ、答えはABがよく言っていること、言っていたことなので、軽い気持ちでやってもらおうと思います。
ちなみに問題は、今から作りますが。もしかしたら5分では済まないかもしれないですね。本当の学校の試験の合間ではありますが、明日にでもやってもらうことにします。個人的には結果がかなり楽しみです。正答率はどれくらいになるんでしょうかね。正直、予想が難しいですね。