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モーター伴走@荒川

今日は、モーターに乗る陣営に一人分余裕があるという話だったので、モーターに乗せてもらうことにした。今日のメニューはPowerStrokeと無酸素系のショートピースのインターバル漕。PowerStrokeの負荷は、船体にゴムなり紐なりを巻きつけたりするのが一般的だが、ABが提案した方法は少し違っていた。現在はそのABの提案した方法で行っている。個人的にはその方が船体への影響も少なくてよいと思う。

また、PowerStrokeの後で無酸素系のショートインターバルメニューを行う際に、負荷があった時と同じプレッシャーで出力させることを選手に念押ししていたが、そうすることでより選手の意識のリミッターを外しやすくしているんだなぁと素直に感心させられた。

航路

今日、モーターから見ていて率直に思ったのが、皆まだまだ航路の取り方がよくない。個々人が思い思いの航路をとっているために、お互いの航路がバッティングしたり、必要以上に岸や逆レーンに近づいてしまうということが多々ある。今は他の団体のクルーがほとんどいないので大きな事故には至っていないが、今後本格的に冬場に入り、他の団体も荒川で練習するようになったらと思うと個人的には少し怖い。
ボートという競技の特性上、漕手は進行方向と逆方向を常に向いている。そのため、もっとも重要な進行方向に対する情報が非常に入ってきにくい。
しかし、漕いでいて例えば進行方向にある橋脚に気付かないまま衝突すれば間違いなく艇は大破する、艇だけでなく自分の体に怪我を負うこともあるし、最悪の場合には命の問題にも発展しかねない。また、命の問題と言っても、逆レーンの艇と接触すれば、自分が加害者になってしまうことも容易に考えられる。今はモーターからの声かけもあるが、それがいつ無くなるとも分からないわけで、自分の進行方向くらい自分で把握しておかないと命がいくつあっても足りない。少し脅かすような書き方をしたが、ボートはそういう危険を十分に持っている。

とはいえ、あくまでもそれは個々人の危機管理に対する意識次第で十分に解決できる問題であり、何とか早い段階で基本的な航路取りを身につけてほしいと思う。

ここでもう少し航路について掘り下げて考えるが、川で航行する際にも基本原則としてまっすぐ進むということが不可欠である。ぐにゃぐにゃと曲がっている川岸に合わせて曲線的な航路をとる必要はないし、それはボートの性質上ロスも多い。そうなったときに必然的に出てくる問題なのが「いつ、どこで、どれくらいトップの向きを変えればよいのか」ということ。
おそらく今の選手には足りないのは、こういう感覚ではないかと今日みて思った。そのために、川の中を縦横無尽に駆け巡り、その結果モーターからもっと埼玉側に!などと怒鳴られるハメになる。そして、そういう感覚がないために後方確認のタイミングも掴めずにいるのではないだろうか。ポンドでもレーンを変える際には必ず後方確認をするはずだ、川で航路を曲げるのもそういう感覚だと思う。

少し書き過ぎな気はするが、それに加えて、自分の正面に見えるものから自分の位置がどれくらい変化しているのかを読み取ることもとても大切だ。これは現段階で多少高度かもしれないが、それでも自分がまっすぐ進んでいるかどうかくらいは読み取れると思う。

そのほか、荒川の航行に関する大まかな注意点は、先日のoyajiさんからのコメントであった荒川練習_航路、航行ルール及び安全確保に関する資料を見れば書いてある。まずは、きちんとルールを守って安全に練習を行ってほしい。

1年生

昨日から1年生がシングルスカルでの自主練習を開始している。といっても量的にはEnjoyRowing程度だが。今は、ポンドで練習しているクルーもほぼ皆無だし、良い機会だと思う。2年生が艇庫入りしたあとは1Xに乗る機会も激減すると思うので今のうちに存分に乗って、楽しんでおくと良いだろう。

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「モーター伴走@荒川」への6件のフィードバック

  1. 荒川での乗艇に際して、航行ルールを遵守すること、また、安全を確保するため、水路が変化する箇所では必ず後方を振り返って確認すべきである事、全くその通りですね。
    今は、東大のスカルしか出艇していない状況であり、自分たちと逆方向に進むスカルがいない事を前提にして漕いでいる様ですが、週末の日中などは、他校の艇やLBRCのクルーが荒川に出艇するので、右側航行の遵守は絶対キープすべきルールとなります。
    荒川の水路の詳細がどうなっているかについては、Head of the ARAのコース図(下記サイト)に詳細情報が載っているので、これを全員に配布し、皆で安全講習会をしては如何だろうか?
    特に、笹目橋から大曲に至る水路は、グネグネ曲がっており、ここを通る時には頻繁に後方を確認する必要あり。また、釣り人も多いので、岸に近づき過ぎないようにする必要もある。

    http://www.partezrowing.com/ARA/2007hoa/CourseMap1.pdf?PHPSESSID=b3f01754a32ad053620254bbc4563209

    http://www.partezrowing.com/ARA/2007hoa/CourseMap2.pdf?PHPSESSID=b3f01754a32ad053620254bbc4563209

  2. 荒川での乗艇に際して、航行ルールを遵守すること、また、安全を確保するため、水路が変化する箇所では必ず後方を振り返って確認すべきである事、全くその通りですね。
    今は、東大のスカルしか出艇していない状況であり、自分たちと逆方向に進むスカルがいない事を前提にして漕いでいる様ですが、週末の日中などは、他校の艇やLBRCのクルーが荒川に出艇するので、右側航行の遵守は絶対キープすべきルールとなります。
    荒川の水路の詳細がどうなっているかについては、Head of the ARAのコース図(下記サイト)に詳細情報が載っているので、これを全員に配布し、皆で安全講習会をしては如何だろうか?
    特に、笹目橋から大曲に至る水路は、グネグネ曲がっており、ここを通る時には頻繁に後方を確認する必要あり。また、釣り人も多いので、岸に近づき過ぎないようにする必要もある。

    http://www.partezrowing.com/ARA/2007hoa/CourseMap1.pdf?PHPSESSID=b3f01754a32ad053620254bbc4563209

    http://www.partezrowing.com/ARA/2007hoa/CourseMap2.pdf?PHPSESSID=b3f01754a32ad053620254bbc4563209

  3. 荒川での乗艇に際して、航行ルールを遵守すること、また、安全を確保するため、水路が変化する箇所では必ず後方を振り返って確認すべきである事、全くその通りですね。
    今は、東大のスカルしか出艇していない状況であり、自分たちと逆方向に進むスカルがいない事を前提にして漕いでいる様ですが、週末の日中などは、他校の艇やLBRCのクルーが荒川に出艇するので、右側航行の遵守は絶対キープすべきルールとなります。
    荒川の水路の詳細がどうなっているかについては、Head of the ARAのコース図(下記サイト)に詳細情報が載っているので、これを全員に配布し、皆で安全講習会をしては如何だろうか?
    特に、笹目橋から大曲に至る水路は、グネグネ曲がっており、ここを通る時には頻繁に後方を確認する必要あり。また、釣り人も多いので、岸に近づき過ぎないようにする必要もある。

    http://www.partezrowing.com/ARA/2007hoa/CourseMap1.pdf?PHPSESSID=b3f01754a32ad053620254bbc4563209

    http://www.partezrowing.com/ARA/2007hoa/CourseMap2.pdf?PHPSESSID=b3f01754a32ad053620254bbc4563209

  4. oyajiさん、コメントおよびアドバイスありがとうございます。
    私も個人的に笹目橋周辺が一番怖いと考えています。また、安全講習会の件に関しては大井や植井と相談します。
    なんにせよ、一刻も早く皆が安心して練習できるようにしていきたいと思っています。

  5. oyajiさん、コメントおよびアドバイスありがとうございます。
    私も個人的に笹目橋周辺が一番怖いと考えています。また、安全講習会の件に関しては大井や植井と相談します。
    なんにせよ、一刻も早く皆が安心して練習できるようにしていきたいと思っています。

  6. oyajiさん、コメントおよびアドバイスありがとうございます。
    私も個人的に笹目橋周辺が一番怖いと考えています。また、安全講習会の件に関しては大井や植井と相談します。
    なんにせよ、一刻も早く皆が安心して練習できるようにしていきたいと思っています。

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