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クルーの形

今日は色々と書く尽くされている話題ではありますが、クルーのあり方について自分なりに書きたいと思います。

褒め合い

クルーを組むと、どうしても反りが合わなかったり、気に食わない様なこともあるかもしれない。
雰囲気が悪い時は、艇速も不思議となかなか出ないものです。

その時に役に立った経験があります。私たちのチームではそれを褒め合いと呼びます。
これは今年の東商戦合宿の時に、クルーの雰囲気の悪さに見兼ねて21年度対校選手であり僕の尊敬する先輩の1人である田中さんがクルーに提案した事でした。元々メンタルトレーニングの一環として行っていたことでしたが、乗艇後に行ったのはこの時が初めてでした。

クルーで輪になって順番に隣の人の良い所を一つ褒める、同時に褒められた人には全員で心から拍手を送る。

褒め合いとはそれだけのことなのですが、効果は大きかったと思います。
クルーの雰囲気が良くない時は自ずと個人のネガティブな部分に目が行きがちですが、褒め合いをする事でお互いをポジティブな部分を尊重する事を思い出すことができました。

クルーを尊重することはボートを漕ぐうえでとても大切な事なのは言うまでもありません。当たり前のことなのですが東商戦合宿の時は少し疎かになっていました。

インカレ前、ボートコースを散策していた時に、一人の漕手が他の漕手から集中攻撃されているようなクルーを見て、実際に私はそのクルーの事情を詳しく知っているわけではありませんでしたが、何か違うんじゃないかなぁ?と違和感を感じることもありました。

それでも馴れ合いはクルーを速くしない

とはいえ、決して馴れ合いをしたいわけではないという事は最後に強調しておきます。
クルーの雰囲気を険悪にしてしまう一言が必要なこともたくさんあります。「おかしいんじゃないか?」と思っている事を本人に言わずに放置することは無関心の表れであり、これもクルーボートにおいては排除されるべきものです。

大切なのは、クルー全員が常に艇速を上げることを考えて、クルー1人1人の問題を他人事にすることなくBestを尽くし、妥協しないことだと思います。

結局、当たり前の結論になってしまった。

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