もう4月も半ばを過ぎ、もうすぐ5月を迎えようとしていますが、今日は非常に寒い一日でした。昨年の秋は暑い時期が続いているなぁと思っていたら急に寒くなりましたが、今年の春もいつからか急に暑くなる日が来るのでしょうか。なんというか、過ごしやすい時期が少なくなっているような気がして非常に残念です。
今日はレースペースでのTTの間にある低レートでのレースシミュレーションの日。各クルーで戦略やイベントの確認を行いました。また各COXともに、レースの中で使うイベント以外のテクニカルなコールの確認も行ったことでしょう。
今朝はトレーニングを見ることができなかったのですが、先ほどビデオで少し漕ぎの確認をしました。レース間近ということもあり、全体的にスタートは仕上がってきているように感じます(もう少し詰める必要を感じさせられる部分もありますが)。
また、漕ぎの滑らかさやDPSも改善してきているように思います。
昨日も書きましたが、あとは、いかに同じ漕ぎを最後まで続けることができるかということ。スタートだろうが、低レートだろうが、レースペースだろうが、RowingはRowing。根本は全く同じはず。
低レートだろうがなんだろうが、今まで自分が艇上でハンドルを握って引いてきたストロークに自信をもって、レースペースで漕ぐ時でも、ABの目指すRowingの根本をきちんと体現して欲しいと思います。
レースペースでのパドルを行うようになって、ABは、よく”Be confident”と言いますが、私自身はそういうニュアンスとして解釈しています。
どういう姿勢で、どういう風にそしてどこまでオールを引いてくるのか、またどういう風にハンドルをコントロールするのか、そのほか諸々、今まで自分が考えてきたこと、やってきたことをレースではしっかり出し切って欲しいです。
それと、今まで散々言われ続けてきたことですが、レースというのは往々にして自分の一番良くないオールがでるもの。それだけは忘れないで。
明日は、500mのTTを数セット。目的を良く考えて臨んで欲しいと思います。
駒トレ
最近、私はちょくちょく駒場に行って、新入生のトレーニングを行っている学生トレーナーのお手伝いも行っています。
もともと昨年度に引退した選手が新人トレーナーを行う事は以前から続いていましたが、今年は就職した者や海外に行っているものが多い関係で私自身もJr.のコーチをしながらお手伝いをさせていただいています。
ちなみに、今後も多少の変動はあるとは思いますが、現段階で新入生の数は23名ほど。また今年は女の子の数が多く、片手では数えられるか、数えられないかくらいの人数だと認識しています。
彼らは非常にFreshなオーラを発散させていて、見ていると自分も老けたなぁと感じさせられます(笑)
ちなみに、今年の新人コーチは宗岡さん(21年度主将)です。もちろん、ABとの綿密な打ち合わせによって、トレーニングのプログラムや方法から、コーチングにおける優先順位もきちんと決めて臨んでいます。
また、トレーナー陣と、コーチ間の連携にも非常に力を入れていて情報共有は欠かさないようにしているようです。
ちなみに、私が、駒場に積極的に通っているのも、コーチとトレーナー間の連携をより円滑にという思いのもとです。もっともそのように頼まれたわけではないのであまりでしゃばらないようにするつもりですが・・・。
昨日はErgoのトレーニングでした。やはり最初という事もあってどうしてもLectureの要素が大きくなってしまいます。これ自身はやはりどうしようもないことですが、消化不良にならないように、よく気を使う必要はありそうです。
トレーニングに関してですが、フィジカルに関する点でそこまで大きな変更はないようには思いますが、Rowingに関する内容、例えばErgoや乗艇でのトレーニングでは色々と優先順位にも変更があったようです。
この新人教育が成功すれば、現在の上級生が抱えている悩みも2,3年後にはもしかしたら解消されているかもしれませんね。
それでは、今日は、このへんで。明日か明後日のうちにクルー紹介をできれば良いかと考えていますのでお楽しみに。