リーダーシップ
乾です。
最近古川が活発にブログ書いてくれている。マネブログは河村が引っ張ってくれている。選手ももっと書いてくれたらいいな。
日々の気付き、思い、伝えたいことを発信するのは全員に課せられたチームの中での役割だと思う。チーム内での自分の役割、というのは毎年(特にエイトに乗らない)選手が悩むことだけれど、僕は、そういう目に見える、ないし見えない形での発信で、リーダーシップを発揮してチームやチームメイトにいい影響を与えることに尽きると思っている。なにができるか、何をすべきかはその人の個性次第。
「リーダーシップ」というと先頭に立ってぐいぐい引っ張る、というイメージがあるけれど、それはリーダシップの一つの形にすぎない。場の雰囲気を温めたり、元気のない人を気遣ったり、とにかく元気を出していったり、その形は十人十色。ひとりひとりが自分なりのリーダーシップを100%発揮できているのが、僕の思う理想のチーム。昨日の古川のエントリーに関連して言えば、まず主体的に練習に取り組む。するとクルー、そしてチームの中での自分の役割(リーダーシップ)が見えてくる。そしてそれを実行する。みんながそこまでいくと、そのチームならではの味が出てくる。それがいいチーム。
特に4年生は今もう一度、チームとリーダーシップということについて考えてほしい。ついでに言えば、2年生はジュニアというチームの枠があるから、自分のことだけでなくジュニア全体を見渡してリーダーシップを鍛えてほしい。
クルーの持ち味
今僕が見ている天祐は、軽量級で6分15秒を目標タイムとしている。自分たちで決めたからには絶対達成してほしいし、なんとしても達成させたい。
大柄の選手が少ないこのクルーの持ち味は、キレだ。東商戦合宿を通じてシートトップとフィニッシュでの姿勢の安定が増すと同時に、レグドライブ主体のシャープなドライブの下地ができた。
このキレを、リリースにかけて艇を飛ばす「クォリティドライブ」までつなげられれば、目標達成が見えてくる。
そのためには。いい練習をすること。それしかない。いい練習をするためには、9人全員が自分なりのリーダーシップを発揮することが必要になってくる。全員が生き生きと、元気に練習に取り組み、ミーティングでもポンポン意見が出てくる、そういうクルーが僕の理想。そうしたら、クルーの味が出てくる。持ち味はそうやって発揮されるはずだ。