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平成28年度主務挨拶

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おはようございます。東京大学漕艇部の平成28年度主務を務めることになりました成宮大翔と申します。簡単にご挨拶をさせていただきます。

昨年度は期待していたような成績を残すことはできませんでした。何故勝てなかったのか、はっきりとした答えは出ませんが、何かを変えていかなければならないことは確かです。

私自身は、昨年度の初めに漕手からマネージャーに転向し、今日まで一年間マネージャーを務めてきました。その中で感じたことは、レースで勝つためには、選手が練習で頑張る、全力で追い込む、またレースでいい漕ぎをするなどといった競技面での努力は前提として、それ以外の面でも立派な人間にならなければいけない、ということです。立派な人間とはどういう人なのか。それは自分のするべきことを確実に行うことができる人だと考えます。艇庫生活という集団生活において、生活面でのルーズさは顕著に見た目に表れます。共同スぺ―スに私物を放置する、スリッパを脱ぎ散らかす等の行為をする人間が一人でもいると、それだけで艇庫は汚くなり雰囲気は緩みだします。ゆえに、洗練された環境を作るには当然、そこで生活している部員全員がそういった意識を持つ必要があります。

ここで、我々マネージャーが選手の目標達成のために何ができるのか、という話に入ります。選手に対して手厚いサポートをするのは当然ですが、優しくするだけがマネージャーのあるべき姿ではありません。特に、集団生活である艇庫生活において、生活している選手が規律正しい生活を送れるよう部員全員にそういった意識を持つよう働きかけるのも我々の重要な仕事であり、時に選手に厳しく接することも必要であると思います。また、選手に厳しく接するためには我々自身が自らに厳しくあらなければなりません。私自身、自分に厳しく、他人にも厳しい人間を目指していきます。

最後になりましたが、部の勝利のためには、当然選手の取り組み、努力が最も重要だと思います。しかし、それに引けをとらずマネージャーの役割も重要なのではないかと最近思うようになりました。主務を任されたからには、部の勝利のために何ができるのかを考えながら努力して参りますので、一年間よろしくお願い致します。

我々の取り組みが合っているのか、それとも間違っているのかという問いに対する答えは一年後に結果となって表れているでしょう。

平成28年度主務 成宮大翔

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