コンテンツへスキップ

28年度副将挨拶

  • by

こんにちは。平成28年度副将を務めます、漕手の豊間根青地です。菱田、田口に続いてご挨拶をさせていただきます。

副将とは、難しい立ち位置の役職です。主将の補佐・代理と位置付けられながら、実際的な仕事は主将に比べて少なく、そのような意味ではほとんど他の選手と違いがありません。役職を決めるミーティングの中では、そもそも副将という役職を置く必要が無いのではないか、という意見もありました。ですが結果的に、僕は今年の副将を任せてもらうことになりました。

では、副将として自分は何をするか。
とにかく強くボートを進めること、ひたすらエルゴを回すことなどは当然として、僕は「声を出す」ということを徹底的に貫こうと思っています。
僕は良く言えば元気で快活、悪く言えばお調子者だと思います。ボートに関してお世辞にも器用とは言えませんが、声が大きいのが取り柄です。

声というのは、気合いを入れるためにする雄叫びであったり、技術の向上のために出す指摘の声であったり、コーチやクルーと議論する声であったり、コックスのコールに対する返事の声であったり、注意しなければ見過ごしてしまうような小さな問題に対して発する声であったり、艇庫ですれ違うOBさんへの元気な挨拶の声であったり、マネージャーへの些細な感謝の声であったり、食事中に同期や後輩とする他愛ない会話の声であったりすると思います。

声は、案外馬鹿にできないものです。ウェイトリフティングの選手は爆発的な力を発揮するために、重いバーベルを持ち上げる瞬間に大きな声を出します。
また、部の中には、一見何も考えていなさそうな人も、寡黙で何を考えているのかさっぱりわからないような人もいますが、選手もマネージャーも、誰もが色々なことを考えているものです。しかしそれを声にして伝えない限りは、誰にも伝わりません。
そしてポンドに目を向ければ、強豪大学の強いクルーは、本当によく艇上で声を出しています。

もちろん、ただ声を出せばいいというものではありませんし、黙々とやることが大事な時もあるでしょう。
ただ、声が大きな力になることは間違いありません。
部員全員が積極性を持って、常に気兼ねなく声を出し、部にとって最大限の利益をもたらす。そんな雰囲気を作っていくために、副将として今年度を戦って行こうと考えています。

長くなりましたが、全ては
「勝つ!!とにかく勝つ!!絶ッッッ対に勝つ!!!!」
という叫びに集約されます。

最高学年として迎える今シーズン、声を嗄らして全力で走り抜ける所存です。
よろしくお願い致します。

豊間根青地

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP