このブログはフィクションです。実在の人物や団体とは関係ありません。
7月〇日
今日は新宿に買い物に行きました。
買い物を済ませた帰り道、歌舞伎町を通っている時のことです。シャレた格好をしたお兄さんに声をかけられました。時刻は午後6時、夏なだけあって冬なら真っ暗なこの時間も夕方というには明るすぎるくらいでした。
「この後なんか用事ある?お店を探しているなら案内するよ」
「この時間からでも空いているお店はあるから」
「無料案内所とかあるよ」
ガン無視していたらお兄さんはどっかに行ってしまいました。
僕は「クソがどこぞのJr.コーチじゃないんだぞ、こんな時間帯からそんなお店を物色するような変態野郎に見えるか!!」、と怒りを覚えるとともに、「そういうお店に行っても怪しまれないような年齢に見えるようになったんだな。外見も老けたってことか」、と悲しくなりました。
席を譲られて拒んでしまうお年寄りも、きっとこういう悲しみから頑なになるのでしょう。これからは席を譲った相手に固辞されても腹を立てないようにしようと思いました。
8月△日
今日は妹の誕生日プレゼントを買いに渋谷に行きました。
艇庫着で駒場に行くことを何とも思わない僕でも、ヒカリエに艇庫着で行って平然としているには、まだまだ面の皮の厚さが足りないということが分かりました。
女性のグループの視線が痛いです。
店員さんの笑顔が刺さります。
でも、何より辛かったのは、歳のそう離れていないカップルが着飾ってデートしているのが目についたことでした。
片や着飾ったカップル、片や艇庫着のシングル。
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まあ、いいや
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