こんにちは
新対校漕手の中山です。
今回は久々のブログなので、書きたいことが多すぎてとりとめがなくなるであろうことをまず謝っておきます。
最初に書きたいのは、自分が涙もろいということです。
大学に入ってから感受性が強くなったのか、ちょっとした感動を誘う動画などでボロ泣きするようになってしまいました。この前なんか他大学のボート部のpVを見て涙がとまらなくなった次第です。
こんな涙もろい僕ですが、実は今まで一度も勝って泣いたことはありません。
去年のジュニア時代、運もあいまって、勝つことを何度か経験できましたが、嬉しさの方が強くて泣くまでには至りませんでした。
しかし、来シーズン、勝ったら泣けるだろうなと、なんとなく感じています。理由はいくつかあります。
まず、人生史上最高に悔しい経験をしたこと。去年の新人戦です。予選を全体一位で通過したものの、最終的にはに6位という結果に終わりました。レースが終わった後あまりの悔しさに頭が呆然として何も考えられなったのを覚えています。ただ、この経験は間違いなく今の自分の財産、モチベーションになっています。次に高く飛ぶためのバネの様な感じでしょうか。
二つ目に、上の代と同期で組む今の対校チームが大好きであること。先輩たちは人間としても選手としても尊敬できる人たちばかりで、なんとか最後のシーズン、勝たせてあげたい、一緒に勝ちたいという気持ちが自然と沸き起こってくるんです。そして、同期。最高の仲間です。こいつらと勝ちたい。笑いたい。泣きたい。心の底からそう思います。(もちろん、下の代のみんなも大好きですよ笑)
そして三つ目に、上記2つが原動力となって、今までになく練習に本気で取り組めていること。
一般的にボート部の練習は辛いものです。それは認めます。ですが、本気度が増せば増すほど、勝利を欲すれば欲するほど、楽しいという感情が芽生えてきます。辛いことばかりしていては強くなれないという意見も聞くことはありますが、それは楽しさを見出すまでに至っていない中途半端な取り組みだからでしょう。本当に強い奴は辛さも楽しさに変えてしまう。そう思うんです。同期の林も書いていましたが、sufferingはoptionalなものです。
まだ自分が完全にそこに至っているとは言えませんが、この経験を多くできれば、自ずと勝利が見えてくるでしょう。そして涙も出てくるのだと信じています。
少し偉そうなことも言いましたが、これが今自分が感じていることです。
誰がなんと言おうと、勝って泣くのは我々東大です。
長々と失礼いたしました。