こんにちは。令和五年度男子部主将だった石綿です。
先日、今年度の集大成であるインカレが終わりました。現地やライブ配信、その他の形で応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今年度の主な大会の結果は以下の通りです。
<東商戦>
(対校)
M8+ 敗北
W2X 勝利
M4+ 勝利
M1X 敗北
(オープン)
M4+ 1位(東北大とのレース)
W1X 2位
M1X A組3位、B組1位
<全日本ローイング選手権大会(全日本)>
M4- 総合12位
M4+ 総合16位
<京大戦>
M8+ 勝利
W4+ 勝利
<全日本大学ローイング選手権大会(インカレ)>
M8+ 8位
W2- 敗者復活戦敗退
M4+ 8位
M4- 敗者復活戦敗退
W8+ 4位(他大学との混成エイト)
日本一を取ろうと誓ったあの日、正直に言えば不安なことだらけでした。昨年度の主力であった令和四年度対校の先輩方はもうおらず、最高学年の四年生は体力水準が低い。人数も少ない。上を目指すことはおろか、今までの取り組みを無に帰してしまうのではないかと思っている自分もいました。
しかし、活動は縮小するどころか、むしろ強くなるための土台というものは強固にできたように感じます。体のケア・睡眠や練習環境の整備への意識の向上、艇庫のご飯の栄養バランスの見直しや補食の導入、広報活動の充実化などなど、多くのことが達成できました。そして、それらのおかげで赤木コーチ・岩井コーチの厳しい練習にも取り組むことができました。
例年と比べても人数の少ない部で、これらを実現するのは並大抵のことではなかったと思います。そこには、最高代やチーフの活躍はもちろん、「人を、自分を変える」というスローガンの下、部員一人ひとりが高い志を持って組織としての活動に真摯に向き合ってきたからこそできたことだと思っています。
それだけに一層、「東商戦全種目勝利」「インカレエイト日本一、全艇最終日進出」という目標を達成できなかったことは主将として非常に悔しいです。ですが、昨年度に引き続きエイトは入賞を果たし、付きフォアの入賞をはじめその他の種目でも他大に並ぶ良いレースをしてくれました。来年度は今年主力であった多くの選手が残りますし、活気ある一年生も加わります。自分もコーチとして、今年度の反省を活かしつつ「強い東大」に貢献するつもりです。
今年撒いた種が花を咲かせるのは来年になるのか、もっと先になるのかは分かりませんが、またいつか東大が表彰台に輝く姿を僕は信じています。
改めまして、今年度お世話になった全ての皆様に感謝申し上げます。
来年度も引き続き東京大学運動会漕艇部を応援していただけますと幸いです。
令和五年度男子部主将 石綿凌向


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